こんにちは、マーケティングモンスターです。
春から新しくSNS運用を始めたい! けど、何から始めればいいんだろう…
そんなお悩みをお持ちの方に向けて、今回は運用の第一歩として行う「アカウント設計」についてChatGPTに手伝ってもらいながら実施する方法を解説します。
アカウント設計を運用開始前に行うことで生まれるメリットや、ChatGPTに求める結果を出力してもらうための方法などを踏まえてお話していきますので、SNS運用を始めたい方はぜひご覧ください。
SNS運用のアカウント設計とは
SNS運用におけるアカウント設計とは、投稿などの運用を始める前段階で実施するものです。
アカウントのペルソナや投稿の方向性などを設定して、どのような目標の下でSNS運用を行うのかを決めることを指します。
アカウント設計はビジネス向けのアカウントを作成する際には必ず行われる工程で、以下のようなメリットがあります。
- 達成したい目標が明確になる
- 運用の一貫性を確保する
達成したい目標が明確になる
アカウントを運用する目的を設定することで、そこに向けた各種の数値的な目標も決めることができます。
目標が決まるとそのために必要な手段や確認すべき数値を決めることができるため、目標が明確になり、運用の効果や状況を定期的に振り返って評価しやすくなります。
予算や期間が限られるビジネス向けのSNS運用においては、目標を明確にせず手探りで始めるよりもまずゴールを明確にすることが大切になってきます。
運用の一貫性を確保する
また、アカウントの設計を行うことで運用そのものの一貫性を確保することもできます。
これはアカウント設計の段階で決定した目標やスタイルを軸として、投稿の作成やユーザへのアプローチが行えるためです。
SNS運用では、自分が何者でどのような発信を行っているのかを明確にすることがユーザの興味を引くことにつながります。
アカウントの設計が完了しないままあいまいな基準で運用を開始すると、ユーザからはアカウントがぼやけて埋もれてしまうため、一貫性の確保の観点でもアカウント設計は重要と言えます。
アカウント設計の流れ
アカウント設定には大きく分けて以下の4つの段階があります。
- 誰に何を伝えたいのかを決める
- ベンチマークを設定する
- コンセプトを決定する
- プロフィールを設定する
誰に何を伝えたいのかを決める
アカウントがターゲットとするユーザのペルソナを設定し、ペルソナの興味がある内容について深掘りをするステップです。
ビジネス向けのアカウントの場合、すでに行っている事業のターゲットが存在するためあまり時間のかかる部分ではありませんが、SNSでの需要を見落とさないためにも現状の顧客の興味を深掘りすることをおすすめします。
ベンチマークを設定する
ペルソナが決定したら、続いてSNS上でのベンチマークを設定します。
近しいテーマで発信しているアカウントをいくつか見つけ、ベンチマークとなるアカウントを設定しましょう。
アカウントの規模としては1万フォロワーほどのアカウント、個数としては3つほどを設定するのがおすすめです。
ベンチマーキング先のアカウントを見つける場合の方法には
- Instagram内でキーワードでハッシュタグ検索を行う
- Google検索で、「site:instagram.com k follower キーワード」でキーを指定して検索する
以上2つがあります。
コンセプトを設定する
最も大きなゴールとペルソナが設定出来たら、アカウントのコンセプトを決定します。
- アイコンのデザイン決定
- どんな内容を投稿するのかの選定
- 投稿作成のトンマナの設定
特に、投稿作成のトンマナは発信内容の一貫性と同様にユーザからみて「○○のアカウントだ」と一意に自身のアカウントを認識してもらうために重要です。
配色やレイアウト、使用しない言葉などを設定することをおすすめします。
プロフィールを設定する
最後にプロフィールの設定です。
ユーザがアカウントを発見し、フォローするまでの流れは
投稿を見る→アカウントを確認する→プロフィール文を見る→フォローする
というようになっています。
プロフィール文で
- 何者なのか
- どんな内容を投稿するのか
をはっきりさせることで、自分に関係するアカウントと認識してもらえるようにしましょう。
ChatGPTを使ってアカウント設計をしてみる
ここからは実際にアカウント設計をChatGPTを使いながら行ってみます。
今回は、キャンプ場のアカウント設計を例として実施してみます。
ChatGPTを利用するポイントは以下です。
- 誰に何を伝えたいのかを決める
- ベンチマークを設定する
- コンセプトを決定する
- プロフィールを設定する
コンセプト設定
コンセプト設定の中でも特に、どんな内容を発信していくのかをChatGPと一緒に考えてみます。
アイデア出しを行うため、今回は動的計画法をChatGPTにやってもらいます。
対象となる問題を複数の部分に分割して、それぞれの部分の解決策を書き留めながら実施する手法の総称
今回はこちらのツイートを参考にプロンプトを作成しました。