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【2023年3月】ChatGPTにSNS運用のアカウント設計を手伝ってもらう!!

こんにちは、マーケティングモンスターです。

春から新しくSNS運用を始めたい! けど、何から始めればいいんだろう…

 

そんなお悩みをお持ちの方に向けて、今回は運用の第一歩として行う「アカウント設計」についてChatGPTに手伝ってもらいながら実施する方法を解説します。

 

アカウント設計を運用開始前に行うことで生まれるメリットや、ChatGPTに求める結果を出力してもらうための方法などを踏まえてお話していきますので、SNS運用を始めたい方はぜひご覧ください。

 

 

SNS運用のアカウント設計とは

SNS運用におけるアカウント設計とは、投稿などの運用を始める前段階で実施するものです。

 

アカウントのペルソナや投稿の方向性などを設定して、どのような目標の下でSNS運用を行うのかを決めることを指します。

 

アカウント設計はビジネス向けのアカウントを作成する際には必ず行われる工程で、以下のようなメリットがあります。

アカウント設計のメリット
  • 達成したい目標が明確になる
  • 運用の一貫性を確保する

 

達成したい目標が明確になる

アカウントを運用する目的を設定することで、そこに向けた各種の数値的な目標も決めることができます。

 

目標が決まるとそのために必要な手段や確認すべき数値を決めることができるため、目標が明確になり、運用の効果や状況を定期的に振り返って評価しやすくなります

 

予算や期間が限られるビジネス向けのSNS運用においては、目標を明確にせず手探りで始めるよりもまずゴールを明確にすることが大切になってきます。

 

運用の一貫性を確保する

また、アカウントの設計を行うことで運用そのものの一貫性を確保することもできます。

これはアカウント設計の段階で決定した目標やスタイルを軸として、投稿の作成やユーザへのアプローチが行えるためです。

 

SNS運用では、自分が何者でどのような発信を行っているのかを明確にすることがユーザの興味を引くことにつながります。

アカウントの設計が完了しないままあいまいな基準で運用を開始すると、ユーザからはアカウントがぼやけて埋もれてしまうため、一貫性の確保の観点でもアカウント設計は重要と言えます。

アカウント設計の流れ

アカウント設定には大きく分けて以下の4つの段階があります。

アカウント設計の流れ
  1. 誰に何を伝えたいのかを決める
  2. ベンチマークを設定する
  3. コンセプトを決定する
  4. プロフィールを設定する

 

誰に何を伝えたいのかを決める

アカウントがターゲットとするユーザのペルソナを設定し、ペルソナの興味がある内容について深掘りをするステップです。

ビジネス向けのアカウントの場合、すでに行っている事業のターゲットが存在するためあまり時間のかかる部分ではありませんが、SNSでの需要を見落とさないためにも現状の顧客の興味を深掘りすることをおすすめします。

 

ベンチマークを設定する

ペルソナが決定したら、続いてSNS上でのベンチマークを設定します。

近しいテーマで発信しているアカウントをいくつか見つけ、ベンチマークとなるアカウントを設定しましょう。

 

アカウントの規模としては1万フォロワーほどのアカウント、個数としては3つほどを設定するのがおすすめです。

ベンチマーキング先のアカウントを見つける場合の方法には

  • Instagram内でキーワードでハッシュタグ検索を行う
  • Google検索で、「site:instagram.com k follower キーワード」でキーを指定して検索する

以上2つがあります。

 

コンセプトを設定する

最も大きなゴールとペルソナが設定出来たら、アカウントのコンセプトを決定します。

  • アイコンのデザイン決定
  • どんな内容を投稿するのかの選定
  • 投稿作成のトンマナの設定

 

特に、投稿作成のトンマナは発信内容の一貫性と同様にユーザからみて「○○のアカウントだ」と一意に自身のアカウントを認識してもらうために重要です。

配色やレイアウト、使用しない言葉などを設定することをおすすめします。

プロフィールを設定する

最後にプロフィールの設定です。

 

ユーザがアカウントを発見し、フォローするまでの流れは

投稿を見る→アカウントを確認する→プロフィール文を見る→フォローする

というようになっています。

 

プロフィール文で

  • 何者なのか
  • どんな内容を投稿するのか

をはっきりさせることで、自分に関係するアカウントと認識してもらえるようにしましょう。

ChatGPTを使ってアカウント設計をしてみる

ここからは実際にアカウント設計をChatGPTを使いながら行ってみます。

 

今回は、キャンプ場のアカウント設計を例として実施してみます。

 

ChatGPTを利用するポイントは以下です。

 

ChatGPTの利用ポイント
  1. 誰に何を伝えたいのかを決める
  2. ベンチマークを設定する
  3. コンセプトを決定する
  4. プロフィールを設定する

 

コンセプト設定

コンセプト設定の中でも特に、どんな内容を発信していくのかをChatGPと一緒に考えてみます。

 

アイデア出しを行うため、今回は動的計画法をChatGPTにやってもらいます。

動的計画法とは

対象となる問題を複数の部分に分割して、それぞれの部分の解決策を書き留めながら実施する手法の総称

 

今回はこちらのツイートを参考にプロンプトを作成しました。

 

 

ChtGPTを用いて動的計画法を実施する方法を解説するツイート

 

ChatGPTに「キャンプ場のSNS運用で最も効果的なテーマ」というゴールを与え、その解決に寄与するテーマを考えてもらいます。

以降では、プロンプト(人間が出す指示)を噴き出しで、ChtGPTの回答をグレーの枠で囲んで記載します。

 

[Goal]=キャンプ場のSNS運用で最も効果的なテーマ
a[0,0]=[Goal]
a『i,1-5]=a[i,0]を達成するためのアイデアを5つ出したものです。
a[i+1,0]=a[i1-5]の中で最も良いと思われるアイデアです。
これを用いに0-5まで計算した上結果を、markdown形式で表にしてください。

 

 

目標 アイデア1 アイデア2 アイデア3 アイデア4 アイデア5 最適解
キャンプ場のSNS運用で最も効果的なテーマ キャンプ場の美しい景色を投稿する キャンプ場のアクティビティを紹介する キャンプ道具やアウトドアグッズの紹介 キャンプ料理のレシピを投稿する キャンプ場のフォトコンテストを開催する キャンプ道具やアウトドアグッズの紹介をすることが最も効果的。

上記の表は、キャンプ場のSNS運用で最も効果的なテーマを達成するためのアイデアを5つ提供し、最適解を示しています。

最適解は、キャンプ道具やアウトドアグッズの紹介をすることで、キャンパーにとって魅力的な情報を提供し、キャンプ場の魅力を伝えることができるためです。
他のアイデアも効果的である可能性がありますが、キャンプ道具やアウトドアグッズの紹介は、キャンプ場の魅力を伝えるうえで最も効果的な方法の一つです。

 

ChtGPTは与えられた目標に対して、キャンプ道具などのグッズ紹介を出力しました。

 

鉄道会社が沿線に高級住宅地やレジャー施設を作るように、投稿で使いたくなるアウトドアグッズを見せることで使用場所となるキャンプ場を思い起こさせる良い案だと思います。

 

キャンプ場の景観や実施できるアクティビティだけではアイデアに限りがあるため、他のユーザーの興味をひきやすく投稿のネタが豊富なこの提案はかなり効果的と言えるでしょう。

 

ChtGPTに動的計画法を実施させた結果

 

プロフィール設定

プロフィールに関しては、プロフィール文を作成してもらいましょう。

 

ここでは、ChtGPTにプロのSNSマーケターとしての役割を与えてプロフィール文を作成してもらいます。

あなたはプロのSNSマーケターです。
とあるキャンプ場のSNS運用を始めようと思います。 ユーザーの興味をひき、フォローしたくなるようなプロフィール文を作成してください。
ただし、以下の条件を網羅してください。

#条件
・プロフィール文は800文字以内で出力してください
・キャンプ場は山梨県に所在しています
・キャンプ場内に川があり、魚釣りが楽しめるのが売りです
・BBQを楽しむこともできます
・子供から大人まで、幅広い方々に楽しんでいただけます

 

山梨の自然の中で、忙しい日常を忘れて楽しめるキャンプ場です。
当キャンプ場では、豊かな自然に囲まれながら、川での魚釣りを楽しむことができます。 また、BBQも楽しめるので、家族や友人との思い出作りにもぴったりです。
子供から大人まで、幅広い方々に楽しんでいただけるよう、設備も充実しており、心地よいアウトドアライフをお届けします。
自然の音に包まれ、キャンプファイヤーを囲んでゆっくりと過ごす時間は、普段の生活では味わえない贅沢な体験となることでしょう。
ぜひ、山梨県の自然を堪能しながら、当キャンプ場で素敵な思い出を作ってみませんか?
出力内容は設備などの機能的価値と、非日常を味わえるといった情緒的価値の二面をアピールするプロフィール文になりました。
そのまま完全に使用可能ではありませんが、アピールしたいポイントを押さえたプロフィール文を指示してから1分以内に回答するというところからもChtGPTの性能の高さがうかがえます。
ChtGPTにSNSマーケターになりきってもらい、SNSのプロフィール文を作成してもらう

 

まとめ

ChatGPTでアカウント設計を行う方法について解説しました。ここまでの内容をまとめると以下のようになります。

SNS運用のアカウント設計とは?

  • 達成したい目標が明確になる
  • 運用の一貫性を確保する

アカウント設計の流れ

  • 誰に何を伝えたいのかを決める
  • ベンチマークを設定する
  • コンセプトを決定する
  • プロフィールを設定する


ChatGPTを使ってアカウント設計をしてみる

  • コンセプト設定
  • プロフィール設定

→かなり精度の高い回答を出力した

 

アカウント設計はSNS運用において非常に重要な工程になります。

 

担当者が一人の力で行うのではなく、複数のメンバーで行うのがおすすめです。

 

複数のメンバーとの意見交換が難しい場合は、ChtGPTなどのAIツールを使用するのも一つの手段ではないでしょうか。

【関連記事はこちら】

【2023年3月】ChatGPTでSNS投稿のアイデアを出してみる!!

【チェックリスト有】SNS投稿ミスの発生ポイントとそのデメリット

 

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最後までご覧いただきありがとうございました。また別の記事でもお会いできるのを楽しみにしております。

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