こんにちは、マーケティングモンスターです。SNSの投稿を定期的に行っていると、必ず直面する問題が「投稿テーマ」の選定です。
「ペルソナを考えて投稿テーマを決定するけど、考えつくアイデアが底をつき始めて…」といった悩みはつきることはありません。
今回はそのような投稿アイデアの行き詰まりに対して、ChatGPTを使ってアイデアブレストするという解決方法を模索してみます。
実際にChatGPTを使用する画面をお見せしながら解説しますので、まだChatGPTを使ったことのない方でも理解しやすい記事となっています。
SNSの投稿以外にも、自分のアイデアの幅出しをしたいと考える皆さんにお役立ていただける情報になっていると思いますのでぜひ最後までご覧ください。
アイデアブレストとは
そもそもアイデアブレストとは何でしょうか?
ChatGPTの性能を確かめるのもかねて、早速この言葉の意味を聞いてみましょう!
以下は吹き出しがプロンプト(人間からの質問や指示)、グレーの枠線で囲ってある内容がChatGPTの回答です。
アイデアブレストって何?
「アイデアブレスト」とは、英語で「brainstorming(ブレーンストーミング)」と呼ばれる、アイデアを集めるための手法の1つです。複数の人が集まって、自由にアイデアを出し合い、意見を交換することで、新しいアイデアや解決策を生み出すことができます。
アイデアブレストの目的は、自由な発想を促し、多様なアイデアを生み出すことです。具体的には、以下のような特徴があります。
- 批判や評価を行わず、まずはアイデアを出し尽くすことを重視します。
- 「Yes, and…」というポジティブなスタンスを取ります。つまり、他の人のアイデアを受け入れて、それに付け加えることでアイデアを拡張します。
- 時間制限を設け、短時間で多くのアイデアを生み出すことを目指します。
- 参加者の意見を均等に聞くことで、多様性を確保します。
アイデアブレストは、アイデアを生み出すだけでなく、チームビルディングやコミュニケーション能力の向上にも役立ちます。
この質問の応答から、すでにChatGPTの能力の高さを感じられますね。
実際にはアイデアブレストには
- 多様なアイデアの創出
- チーム内のコミュニケーション促進
という機能的側面と、情理的な側面の2つがあることがわかりました。
チームビルディングの内容についても少し掘り下げて聞いてみます。
具体的にチームビルディングやコミュニケーション能力の向上に役立つポイントを教えて
アイデアブレストは、チームビルディングやコミュニケーション能力の向上にも効果があります。以下に、その具体的なポイントをいくつか挙げてみます。
1.共通の目標に向けた協力関係を構築する アイデアブレストは、複数の人が参加して行うため、それぞれの意見を認め合い、共通の目標に向けて協力することが必要です。そのため、アイデアブレストを行うことで、チーム内の協力関係を構築することができます。
2.意見を尊重する姿勢を養う アイデアブレストは、他の人の意見を尊重し、受け入れることが重要です。アイデアブレストを通して、他の人の意見に対してオープンな姿勢を養うことで、チーム内のコミュニケーションが円滑になります。
3.コミュニケーション能力の向上 アイデアブレストは、短時間で多くの意見を出し合うため、スピード感を持って意見を伝えることが必要です。そのため、アイデアブレストを通して、チームメンバーのコミュニケーション能力を向上させることができます。
4.様々な視点からのアイデアを出し合うことができる アイデアブレストは、参加者の様々なバックグラウンドや経験を活かして、多様なアイデアを生み出すことができます。そのため、アイデアブレストを通して、様々な視点からのアイデアを出し合うことができます。
5.緊張感を緩和する アイデアブレストは、明確なルールや時間制限があるため、参加者が緊張しやすい状況です。しかし、共通の目的に向けて意見を出し合うことで、参加者の緊張感が緩和され、コミュニケーションがスムーズになることがあります。
このように、アイデアブレストには互いの意見を否定せずに受け入れることで心理的安全性を確保し、より柔軟な組織の構築に役立つという効果もあるようです。
ただし、ChatGPTには心理的安全性は関係ないため、この記事では多様なアイデアの創出の面に目を向けていきましょう。
ChatGPTを使ってアイデアブレストを行う方法
ここからは実際にChatGPTを使って、SNSの投稿アイデアをブレストしていこうと思います。
今回行うアイデアブレストの方法は大きく以下です。
- 既存のキーワードからアイデアを出力してもらう
- ペルソナを教えて、興味を持つキーワードを出力してもらう
既存のキーワードからアイデアを出力してもらう
こちらは現在投稿に使用しているキーワードをChtGPTに投げかけ、類似のキーワードを出力してもらう方法です。
現在すでに選定しているキーワードを入力として使用するため、投稿のイメージがしやすいものになる傾向があります。
実際に実施してみた画像と共に解説します。
アカウントは30代女性に向けた美容アカウントという例で行いました。
質問を投げてから回答にかかった時間はそれぞれ30秒にも満たないほどの速度でした。
キーワードから一段階投稿に向けて掘り下げたアイデアが出てきましたね。
次は具体的に構成を聞いてみましょう。
少し粗削りではありますが、条件を守って投稿の構成案まで提案してくれました。
構成案に関しては、すでに使用しているテンプレートを言語化してより詳細な条件として使いすればそれを守った形で出力してくれます。
ペルソナを教えて、興味を持つキーワードを出力してもらう
次の方法は、ChtGPTにペルソナになりきって考えてもらう方法です。
アカウントの構築時に建てたペルソナの内容を、細かくChtGPTにインプットしてから興味を持つ内容についてアイデアを出してもらいます。
こちらの方法は先ほどの方法と異なって、キーワードレベルの選定に使用してみます。
このような感じで出力をしてくれました。
「あなた」という言葉を使うと、ChtGPT自身の質問を受けていると認識して、一般論で返してしまうことがわかりました。
修正した質問には、具体的にペルソナを意識した回答を行ってくれています。
ペットが好きであるという情報は与えていないため、この部分に関してはChtGPTが勝手に補完しているようですが、都内の週末のイベント情報などは新たな観点として意識していない部分でしたので関心です。推し活などのキーワードにもつながるかもしれません。
ChatGPTをつかってアイデアブレストするメリット
上記のようにChatGPTを使うことで、自身の持っていなかった観点からのアイデアも確保することができました。ChatGPTを使ってアイデアブレストを行うメリットをまとめてみると以下のようなものがあります。
- 自分の観点外からのアイデアが生まれる
- 人間とのブレストよりも短時間で実施できる
- 指示や質問の情報が記憶されるため、会話したいテーマの深さが出る
ChtGPTの最大のメリットは、時間や立地に縛られない利用が可能な点です。
少しのスキマ時間に頭の整理のためにアイデアを投げかけたりという行為が、非常に低コストで行えます。
人間と行う場合のブレストは、オフラインのほうが効果が高く時間や場所の制約を受けるため、ここは大きなメリットと言えるでしょう。
ChatGPTを使ってアイデアブレストするデメリット
反対に、ChatGPTを使ってアイデアブレストを行うことには人間と行うことに比べてデメリットもあります。
- 指示があいまいだと一般論的な回答ばかりになる
- 自分が提示していない情報をインプットとして誤認する場合がある
実際のやり取りの中でも見て取れましたが、指示があいまいであったり、ミスリードしてしまうような内容であるとChtGPTは上手には結果を出力できません。誤った内容を出力する場合もあります。
プロンプトの内容をきちんと整理して投げかけるという人間側での手間が少しかかることがあります。
まとめ
ChtGPTを使ってアイデアブレストを行う方法についてまとめると以下のようになります。
アイデアブレストとは?
- 多様なアイデアの創出
- チーム内のコミュニケーション促進
ChatGPTを使ってアイデアブレストを行う方法
- 既存のキーワードからアイデアを出力してもらう
- ペルソナを教えて、興味を持つキーワードを出力してもらう
ChatGPTをつかってアイデアブレストするメリット
- 自分の観点外からのアイデアが生まれる
- 人間とのブレストよりも短時間で実施できる
- 指示や質問の情報が記憶されるため、会話したいテーマの深さが出る
ChatGPTをつかってアイデアブレストするデメリット
- 指示があいまいだと一般論的な回答ばかりになる
- 自分が提示していない情報をインプットとして誤認する場合がある
ぜひ今回の記事を参考に、アイデアブレスト以外にもChtGPTとの会話を楽しんでみてください!
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最後までご覧いただきありがとうございました。また別の記事でもお会いできるのを楽しみにしております。
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