こんにちは、Maketing Monster、ECサイト構築担当の伊藤拓哉です!
プログラミングに関する情報や最先端技術など個人的に気になる情報を発信していきます!
今回は、「有名SNSアプリはどのプログラミング言語を用いているのか」について書きました。
この記事を読めば
- 「Instagram」「twitter」「Facebook」「LINE」の開発に使用されているプログラミング言語
- それらの言語の利点
が分かります。
「自分でもSNSを作ってみよう!」
「どのプログラミング言語を勉強しようか悩んでいる。」
といった方にオススメの記事となっております。
ぜひ最後まで読んでいってください!
Instagram (インスタグラム)
一つ目は、今をときめく若者に人気のSNSアプリ「Instagram(インスタグラム)」について紹介します。
Instagramとは、多くの海外セレブや日本の著名人などが活用している若者向けSNSアプリです。
投稿は勿論のこと、ストーリーと呼ばれるショート動画の気軽さが話題を呼び、2017年には国内でアクティブユーザー数が2000万人にも昇りました。
そんなInstagramも、とあるプログラミング言語を用いて開発されたSNSアプリとなります。
その言語とは「Python」です!
Python
Pythonとは、機械学習や自動データ処理、Webサービス、Webアプリケーション制作などに用いられるプログラミング言語であり、初心者にオススメのプログラミング言語では第一位を獲得しています。
関数の書き方の通り数が少ないため、誰が書いても同じようなコードになるという特徴があります。
これは、作業を他人に引き継いだり多人数での作業を得意とすることを意味します。
また、PythonにはDjango(ジャンゴ)というフレームワークが存在します。
フレームワークとは、Webアプリケーションを簡単に開発できるようにする骨組みのことです。
実際にInstagramの開発にはDjangoを用いたPythonによってコーディングされています。
しかし、Pythonにも弱点があります。
それは、実行速度が比較的に遅いという点にあります。
これは、Pythonがコンパイルを必要としていないインタプリタ言語であることや、動的型付き言語であることが原因と考えられています。
そのため、InstagramはこうしたPythonの実行速度の遅さや、それによって生じる生産性の悪化をどのようにして改善していくかが課題となっております。
twitter(ツイッター)
二つ目に紹介する有名SNSアプリは、「twitter(ツイッター)」です。
Instagramが日本に上陸する以前から絶大な人気を誇っていたSNSアプリです。
他のSNSアプリとは比較して、リツイートにより速報性が高く拡散性が強いのが最大の特徴となっています。
そんなtwitterに使用されているプログラミング言語は
「Ruby」と「Scala」
です。
正確にいうと、twitterの制作当初は「Ruby」を軸にしていましたが、様々な理由から2011年より「Scala]に移行していった感じです。
Ruby
そもそも、なぜtwitterの開発にRubyが用いられていたのでしょうか。
それは、Rubyがプログラミング言語の中で比較的シンプルで開発がスピーディーに進むという点にあります。
Rubyには、「Ruby on Rails(これより先ではRails)」という、
プログラミング言語RubyのWebアプリケーションフレームワークがあります。
このRailsのおかげによりRubyは短期間での開発が可能なプログラミング言語となっております。
そのため、スタートアップ企業やベンチャー企業などがこぞってRubyでのアプリ政策を行っております。
そんなRubyにも以下のような欠点があります。
- 処理速度が遅い
- 大人数での開発に向かない
一つ目の処理速度が遅いという欠点は、
大量のメッセージをリアルタイムで表示するというtwitterの特徴を阻害するものでした。
また、企業の規模が大きくなればなるほど二つ目の大人数での開発に向かないという欠点も無視が出来なくなります。
そこで、新たに目を付けたプログラミング言語が「Scala」です。
Scala
Scalaとは、JVM(Java Virtual Machine)言語の一種で、
JVM環境(ソフトウェア)下で使用することのできるプログラミング言語です。
Scalaの特徴として、「OSに依存しない」があります。
つまり、Windows・Mac・Linuxなど、
どれを用いても実行が可能です。
これは多人数での作業が得意であることを意味しています。
具体的にいうと、
多数のサーバにつなぐことにより、Rubyを用いるよりも高速の処理を可能としています。
このような特徴から、近年注目を集めているプログラミング言語であるといえます。
Facebook(フェイスブック)
三つ目に紹介するSNSアプリは、常に話題の最先端を行く
「Facebook(フェイスブック)」です。
最近、名前が「Meta(メタ)」に変わったことでも有名で、メタバースへの多額の投資やInstagramの買収などなど、挙げたらきりがないほど沢山のことを行っております。
※本ブログではFace bookとします。
若者よりも40代など老年層に愛用されており、まさにSNSアプリの源流と呼ぶにふさわしいです!
そんなFace bookのアプ開発に用いられているプログラミング言語は「PHP」です。
PHP
PHPとは、比較的文法が簡単で覚えやすく、データベースとの連携が簡単などの特徴があります。
特に大きい特徴はWeb開発にとても優れているという点にあります。
有名どころでいうとWardPressなどが挙げられ、
初心者がWeb開発をするのであれば、まずはPHPをするべきといわれています。
また、Facebookの効率を上げるために
「HipHop for PHP」
を開発し利用しています。
「HipHop for PHP」とはPHPをさらに迅速化し、PHPにはない機能を搭載したプログラム言語です。
とくちょうはJavaに近づけているようです。
LINE(ライン)
四つ目に紹介する有名SNSアプリは「LINE(ライン)」です。
LINEといえば、
グループ作成の容易さやメッセージのやり取り、無料電話などが特徴の
国内で多くの世代に愛用されているアプリです。
メッセージ機能に加え、タイムライン機能、スタンプ機能など
多彩なシステムが存在していますが、どのような言語が用いられているのでしょうか。
LINEのアプリ開発に用いられているプログラミング言語は、
主に「Java」を用いております。
Java
Javaといえばgoogle三大言語の一つで、
基本的にどんな環境でも使える言語であり、
上で説明した「JVM」で動いている、
オブジェクト指向など、
素晴らしい特徴が沢山あります。
その特徴からシステム開発、Web開発、アプリ開発など
様々な分野で活躍しているプログラム言語です。
また、googleが提供するAndroid自体がJavaで動いているため、
アンドロイド版アプリを作成する際にも大活躍しています。
本気記事では紹介できませんが、
LINE作成のプログラミング言語はJavaだけでなく、
「swift」「kotin」などがあります。
最後に
いかがだったでしょうか。
今回は有名SNSアプリに用いられているプログラミング言語を紹介いたしました。
アプリ開発の道に進みたい人などは、上記のような有名SNSアプリを参考にして勉強するプログラミング言語を選んでみてはいかがでしょうか。
皆さんの助けになれば幸いです。
また次の記事でお会いしましょう!
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