物販型クラウドファンディングでの失敗とその対策とは?

こんにちは、youtaです!!

最近はクラウドファンディングの支援を行わせてもらったりと、少しずつチームの力が発揮できる場所が増えています。

そこで今日はクラウドファンディング、それも物販系のものに焦点を当てて読者の皆様に情報をご紹介していきます。

現在、物販型クラウドファンディングの起案者や支援者の数は右肩上がりで増えています。ただ、すべてのプロジェクトが成功しているわけではありません。むしろ、失敗しているプロジェクトのほうが多いと言えます。

 

本記事では、物販型クラウドファンディングで失敗するケースを資金調達前と資金調達後に分けて紹介します。また、失敗を避けて成功させる方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

物販型クラウドファンディングにおける失敗とは

クラウドファンディングの失敗事例は、資金調達前と資金調達後に分けられます。これは物販型も同様です。

資金調達前

クラウドファンディングでもっともわかりやすい失敗は、All-or-Nothing方式で支援額が目標額に達しないことでしょう。この状態は起案者にお金が入らないのでプロジェクトは開始せず、募集にかけた費用も無駄になります。

 

その点、All-in方式では一人でも支援があればプロジェクトは成立するため、掛けたコストも無駄にはなりません。しかし、支援額があまりにも少ない場合、目的である商品の製品化や販売ができず、結果的に失敗に終わることもあり得ます。

資金調達後

資金調達後の失敗として、製品化や販売そのものに失敗するケースがあります。

 

完全に計画が頓挫するケースもあれば、不具合のために商品が完成しない、提供すべき個数が確保できない、納期に大幅に遅れる、といった状況が考えられます。クラウドファンディングにおける物販型のリターンは商品です。トラブルで商品が届かないといった状況になれば、支援者からの信用を一気に失ってしまうでしょう。

 

そもそもクラウドファンディングの物販で扱う商品は、まだこの世にない物や国内で流通していない物が多いため、販売実績がないことも多いです。そのため、プランを立ててもプラン通りに進むかは、実践してみないとわからないといったリスクがあります。

 

海外の商品を輸入して販売するケースでも同様の失敗が起こります。

 

海外では商習慣のちがいなどもあり、発注してもこちらの指定した期日どおりに納品されることは稀です。そのため、発注日を早めに設定しておかなければ支援者に届けるべきリターンを届けられなくなり、苦情や抗議が殺到するでしょう。

 

また、支援金額が目標額まで到達したとしても、それ以上に広告費や製造原価、人件費、配送料などが大きくなり過ぎて赤字になることもあります。

物販型クラウドファンディングで失敗を防ぐ方法

物販型クラウドファンディングは、資金調達前より後のほうが失敗のリスクが大きいと言えます。ただ、資金調達後のアクションは人によってケースバイケースです。

 

そのため、この項目では、クラウドファンディングで募集したときの失敗を防ぐ方法を紹介します。

物販型クラウドファンディングの募集で失敗する原因とは

物販型クラウドファンディングの募集で失敗する主な原因は以下のとおりです。

 

  • プロジェクトやリターンに魅力がない
  • 準備不足
  • プラットフォーム選びをまちがっている
  • 目標額の数字に根拠がない
  • 支援金の使用用途が不明

上記の失敗は、準備期間が短い、リサーチが不足している、などが原因で起こります。クラウドファンディングで募集するときは十分な準備期間を取りましょう。

失敗する原因ごとの対策

プロジェクトの魅力は成功に欠かせません。魅力を十分にアピールできてこそ、支援者は集まります。プロジェクトの魅力を効果的に支援者に伝えるには、ストーリーを語るのが有効です。「クラウドファンディング=支援を募る」という形では、支援者の共感を得ることが非常に重要なことだからです。

 

ストーリーを考えるときは客観性を重視してください。客観性がなければ独善的になり、説得力もなくなるからです。ストーリーに客観性を持たせるためには、第三者に読んでもらって感想をもらい、ブラッシュアップしていくことが大切です。

 

クラウドファンディングの募集には、魅力が伝わるLP、動画、画像、支援者に提供するリターンなど、支援を受けるに値する魅力的な要素を用意する必要があります。これらの要素は、しっかりとターゲットを絞って用意しましょう。

 

加えて、商品に合ったプラットフォームを選ぶことも大切です。自分が販売する商品ジャンルを多くあつかっているプラットフォームは、関心を持ってくれるターゲット層も多い傾向にあります。

 

目標額はプロジェクトが成功するかどうかを大きく左右する要素です。商品を支援者に届けるまでのプロセスをしっかりシミュレーションして金額を決めましょう。

 

さらに、支援者向けのLPにて「何に使うためにこのお金が必要か」という使用用途も明記しておくことをおすすめします。使用用途が明確であれば、それだけ信頼性も高まります。

まとめ

現在の物販型クラウドファンディングは、募集すればプロジェクトが成立していたころとはくらべものにならないくらいむずかしくなっています。しっかりと対策を練らなければ、プロジェクト成立どころか支援者に見つけてもらうことすらむずかしいでしょう。

 

しかし、一方で数千万円単位のプロジェクトを成立させている事例があるのも事実です。これからプロジェクトをはじめる人は、しっかりと成功事例から学んでいきましょう。

 

また、資金調達後に起こり得るトラブルも想定しておくことが大切です。むしろ、資金調達後に失敗するほうが深刻なので慎重にプランを練ってください。

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この記事を書いた人

Marketing Monster
まだ知られていない会社。 まだ知られていない商品。 まだ知られていないだけで、 確かに想いは宿っている。 そんな想いとともに、 会社や商品を世界にアピールする。 想いをカタチに それがマーケティングモンスターの使命です。

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