企業のSNS運用担当者であれば、Instagramでの適切な投稿頻度について考えたことがあるかもしれません。
近年のInstagramは、ビジネスのプロモーションやブランドイメージの構築にも使われるプラットフォームになっていますが、どのぐらいの投稿が適しているのでしょうか?
この記事では投稿頻度にお悩みを抱えた方に向けて、Instagramでのおすすめの投稿頻度について説明します。
定期的なInstagram投稿を継続するためのポイントについてもお話していきますので、ぜひアカウント運用にお役立てください。
Instagramで定期的な投稿が必要なのはなぜ?
Instagramに限らず、SNS運用においては定期的な投稿が必要と言われますが、それはなぜでしょうか。
理由としては、Instagram内でのアルゴリズムの観点と、ユーザとの関係構築の観点の大きく2つがあります。
各観点で1つずつピックアップして解説します。
- Instagramにアクティブなアカウントとして認知してもらう
- Instagramにおけるエンゲージメントの向上
Instagramにおけるエンゲージメントの向上
Instagramの使用期間が長くなり、他のユーザーとの交流が増えたアカウントはエンゲージメントが向上します。
エンゲージメントとはユーザーとの交流でたまるポイントのようなもので、向上することで他のユーザーにおすすめされたり検索で発見されやすくなります。
そしてそのエンゲージメントを高める手段として投稿が効果的なため、定期的な投稿が必要となります。
- アカウントを認知してもらう
- アカウントに親近感をもってもらう
アカウントを認知してもらう
Instagramユーザの目線では、投稿のないアカウントはなかなか目に入らない、または興味がわかない対象となります。
投稿を定期的に行うことで、どのような投稿をしているのかを認識してもらうことができ、興味のとっかかりが生まれることになります。
自己紹介で何も話さない人よりも、趣味や特技など特徴がわかる人のほうが興味を持ちやすいことはイメージするとわかりやすいでしょう。
また、SNSでは基本的な機能として投稿の拡散がある(リツーイトやハッシュタグ、発見タブなど)ので、それらを用いて自分のアカウントを知らない人に認知してもらうきっかけにもなります。
Instagramでの投稿頻度のおすすめは?
早速結論ですが、Instagramの投稿頻度のおすすめは2~3日に1回です。
こちらは通常用いられるフィード投稿を基準とした投稿頻度になります。
その他の投稿に関しては以下をおすすめしています。
- フィード:2~3日に1回
- ストーリー:1日1回以上
- リール:1か月に1回以上
フィード:2~3日に1回
Instagramにおけるフィード投稿は最もポピュラーな投稿ですが、投稿頻度としてはあまり多くないほうが良いとされます。
理由として、フィード投稿は1つの投稿がホーム画面のファーストビュー(最初に目に入る部分)を大きく占め、ユーザの目に留まりやすいことが挙げられます。
目に入る投稿がいつも同じアカウントの似たような投稿となると、フォロワーにとっては煩わしく感じられリムーブされる可能性が高まるためです。
ストーリー:1日1回以上
Instagramのストーリーはそんなフィード投稿と比較して
- 24時間で消える
- ファーストビューを占有しない
ため、様々な情報を投稿することができます。
ユーザ目線でもストーリーは比較的”ゆるい”発信の場として認識されているため、高い頻度で投稿を行っても煩わしく感じられる可能性は低いでしょう。
リール:1か月に1回以上
Instagramのリールはフィード投稿の動画版としてホーム画面に表示されます。
普段ユーザがホームで目にする投稿は画像ベースがが多い中で、動画コンテンツは非常に興味をひきやすいコンテンツになります。
また、短尺縦型動画を主とするTikTokの急激なシェア拡大に対抗する形でInstagramでも導入された背景もあり、アルゴリズムとしても拡散されやすい投稿形態になります。
コンテンツの作成コストが比較的高いことから画像のように多くの投稿を作ることは難しくなりますが、月に1度は投稿することをおすすめします。
Instagramで発信が続けられない理由は?
ここまでInstagram上で定期的な投稿をするメリットをお伝えしましたが、「わかっているけど続けられない…」という方も多くいらっしゃるかと思います。
実際に我々がSNS・Instagram運用をお客様からご相談いただく中で、よくある投稿が続かない理由とその対策は以下の2つです。
- 作業計画が精緻化されていない
→まず何回か分の投稿を計画する - 投稿作成が手順化できていない
→コンテンツの作成順序や、要素のテンプレート化を行う
まず何回か分の投稿を計画する
普段の業務を行う際は事前に様々な準備や計画をしても、Instagramの更新となると行き当たりばったりになりがちな方が多くいらっしゃいます。
投稿を作る際にはアイデア出しやコンテンツの作成作業など複数の工程があるため、やる気やその場の勢いでは短期的に頑張れても継続して投稿することは難しくなります。
- Instagram上でどのような層にアピールしていきたいのか?
- そのためにはどのようなテーマで投稿を作成するのか?
という観点で情報の整理が必要です。
ここをおろそかにするとコンテンツの作成で詰まってしまい、作業の手戻り発生にもつながるため、事前にどのような投稿を作成するのか計画を立てる必要があります。
また、そもそもSNS運用を始める前に、アカウントをどのようにしたいのか?というゴールを設定することが根本的な対処となります。
アカウント設計と呼ばれるこの段階で、外部の企業に相談することも効果的と言えます。
コンテンツの作成順序や、要素のテンプレート化を行う
上記の計画が明確でない事とも近い観点ですが、Instagram投稿の作成時にその時の思い付きやアイデアなどで作業を進めるケースが散見されます。
相手に読ませる投稿においてはデザイン時点での順序性があります。
SNS運用やデザインを行う会社では、画像や動画の作成にあたって品質を担保するための手順やフレームワークまで存在するレベルです。
また、コンテンツに載せる情報を明確化していないパターンも多くあります。
フォントの種類やサイズ、投稿で使用する画像の要素などは可能な限り明確化・テンプレート化してしまうことをおすすめします。
ブロックを組み合わせるように投稿を作成できるようになると、作業時間の短縮にもつながりますし、ユーザからしても統一感のある投稿となりInstagram上でのエンゲージメント向上にも期待できます。
上記とは少し異なりますが、人力で行う作業範囲が広いことも継続を難しくする要因になります。
投稿そのものは手で行うのではなく、ツールで任意の時間に実施されるように設定するなど、自動化することがおすすめです。
まとめ
今回はInstagramでおすすめの投稿頻度と、定期的な投稿を継続するためのポイントについてお話ししました。
内容をまとめると以下のようになります。
Instagramで定期的な投稿が必要な理由は?
-
- SNSにアクティブなアカウントとして認知してもらう
- Instagramにおけるエンゲージメントの向上
- アカウントを認知してもらう
- アカウントに親近感をもってもらう
Instagramの投稿頻度のおすすめは?
-
- フィード:2~3日に1回
- ストーリー:1日1回以上
- リール:1か月に1回以上
Instagramで発信が続けられない理由とその解決策は?
-
- 作業計画が精緻化されていない
→まず何回か分の投稿を計画する - 投稿作成が手順化できていない
→コンテンツの作成順序や、要素のテンプレート化を行う
- 作業計画が精緻化されていない
上記を意識しながら取り組めば、今よりも効果的なInstagram運用を実施できるかもしれません。
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最後までご覧いただきありがとうございました。また別の記事でもお会いできるのを楽しみにしております。
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