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マーケティングって何なの?ビジネスマンに役立つ基礎を徹底解説

みなさんこんにちは!youtaです。

20世紀に入ってから急激に利用率が上がってきたインターネット、それと同時に様々なものが変化してきました。

販売の形も大きく影響を受けた一つです。

さらにはこのコロナ渦で企業は利益を出すためには商品の研究よりもマーケティングの研究に力を入れることが必要となってきています。

しかし、一流のサラリーマンでも中学生に「おじさん、マーケティングって何?」って聞かれると答えに困る人も多いでしょう。

 

マーケティングとは一言で言ってしまうと「商品が自然と売れていく仕組みを作ること」です。

 

しかし、実際にマーケティングが企業や私たちにどのようなメリットをもたらしているのでしょうか。

今回はそんな人たちのためにこの難しい時代を生きる社会人なら知っておきたいマーケティングの基本のを説明していきます。

マーケティングとは

マーケティングという言葉は日本だけでなく、生きていればだれしも1度は聞いたことがある言葉でしょう。経営学者フィリップ・コトラーはマーケティングを次のように定義します。

 

「どのような価値を提供すればターゲット市場のニーズを満たせるかを探り、その価値を生み出し、顧客に届け、そこから利益を上げること」

つまり、商品がどのようにしたら最大限消費者にとって有用な働きをするのかを探ることなのです。

 

加えて、消費者が自然に買いたくなるものを適切なターゲットに発信することもマーケティングの役割です。

 

「自然」にという言葉が最も重要で、消費者に「この商品良いですよ!」と売り込んでいくのではなく消費者が自然と手に取ってくれるように商品を見つめなおすことがマーケティングの本質です。

 

「マーケティングの理想形は、販売を不要にすること」

「もしドラ」で有名な経営学者ドラッカーはマーケティングはマーケティングについてこう提唱します。消費者が欲しい商品を探さなくても見つけられるような状況をドラッカーは目指していたのですね。

 

商品やサービスを売るための行為なのでよく営業と勘違いされるのですが、結果は同じでも販売までの過程や考え方が全く違うためマーケティングと営業は別分野に分類されます。

 

つまり企業が行う販売までの開発、生産、営業、販売の四つの流れを統合し商品が自然と売れていく仕組みを作ることがマーケティングと言えるでしょう。

マーケティングの役割

 

マーケティングは「商品が自然と売れていく仕組みを作ること」と説明しました。そんなマーケティングは実際の市場ではどのような役割を担っているのでしょうか。

 

マーケティングの役割は2つの視点から分類することができます。

マーケティングの役割
  • 企業の視点
  • 消費者の視点

✔企業から見たマーケティングの役割

まず1つは企業側の視点です。企業は基本的に自社の商品やサービスを売り、利益を生み出すことを目的としています。

そこで新たな市場開拓の際にはマーケティングが重要な役割を担っています。

 

新たな商品を生み出したとしてもすでに飽和状態となっている市場では一定のラインに達してしまうとさらなる利益を望むことは難しくなってしまいます。

 

そこでマーケティングの基本である「市場分析」を行うのです。

「市場分析」とは市場の特性や動向などを明らかにするために用いられる手法です。

 

巨大で流動的な市場を分析するために様々な分析方法が存在しており、分析方法によって対象が違うため企業が知りたい情報に合わせて市場分析を行い、それによって市場の需要と供給の関係性が明らかにし、市場拡大に繋げていきます。

✔消費者から見たマーケティングの役割

2つ目は消費者目線です。

ドラッカーの言葉にもあったように適切に消費者に商品を届けられるようになりたいので商品を作る際のターゲットや地域をマーケティングを用い絞っていきます。

 

例えば、高齢者が大半を占める町にアカチャンホンポの新店舗は必要でしょうか?絶対に必要ありません。

必要なのは徒歩圏内で行けるコンビニやドラッグストアで、アカチャンホンポが必要なのは開発が行われ、家族が住みやすく人口が増えている街なのです。

 

消費者の目線で考え必要なものを洗い出し商品を適切なターゲットに発信することもマーケティングの必要な役割なのです。

マーケティングの種類

 

マーケティングは細かく分類すると50種類以上存在するのですが大儀に分類すると2種類に分けることができます。

~リアルマーケティング~

リアルマーケティングとは顧客とリアルな現場で関係を持ち、販売促進につなげるというものです。

例えばリアルマーケティングの1つ、街頭サンプリングを例に説明してみます。

街を歩いていると駅前などで試供品を配っている人を見かけたことがありませんか?それらはすべて街頭サンプリングを行っている人です。

街頭サンプリングには顧客に実際に商品を手に取って商品の良さを知ってもらい、買ってもらおうという狙いがあります。

さらに、どのような人が手に取っているかを見れば商品のターゲットにすべき層もわかります。

 

その名の通り「リアル」に消費者の反応を見ることができる方法で、街頭だけでなく集客イベントや広告もリアルマーケティングにあたります。

~インターネットマーケティング~

インターネットマーケティングは文字通りインターネットを使ったマーケティング方法です。

リアルマーケティングとは違い膨大なデータがあるので、それらを使って消費者の購買行動からマーケティングを行います。

例えば普段どのようなエリアを行動しているのか位置情報を分析したり、どんなサイトでどんな商品が売れているのか、履歴データから売れる商品を分析したりします。

 

消費者のリアルな反応を見ることはできませんが、インターネットという大規模の市場でありとあらゆる人に情報を発信することができ、より多くの市場分析が可能となります。

まとめ

現代のビジネスにおいてマーケティングはかかせない存在になっていて、ときには圧倒的にいい商品を作るより企業のマーケティング方法を少し見直すだけでより多くの利益が出せる場合があります。

 

たくさんのマーケティング方法の中から自社の事業内容にあった方法を選ぶことでより大きな結果に繋げることができるでしょう。

この記事が少しでもこの波乱の時代を生きる皆さんの力になれば幸いです。

ご高覧ありがとうございました。よろしければ他の記事もご覧ください。

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