皆さんこんにちは。マーケティングモンスターでマネジメントを担当している森田(@NM0rita)です。
オリンピックも本格的に熱を帯びてきましたね!
日本の活躍にまだまだ期待が高まるこの頃です。
さて、そんな中で今回は「Instagram運用 虎の巻④」に引き続き、第5回ということで
リール投稿についてお話していきます。
このシリーズについて
この「Instagram運用 虎の巻」シリーズは、全5回にわたってインスタグラム運用に関して解説をするシリーズです。Instagramのmissionを根幹として、各機能を用いた運用について解説をしていきます。
このシリーズを読むことによって小手先のテクニックだけではなく、本質的な理念を基礎とすることで今後新たな機能が生まれたとしても運用を行えるというメリットがあります。
また、理念やmissionを念頭に置いた運用は、媒体を問わず活用できる考え方ですので是非意識してみてください。
リール投稿とは
リール投稿(以下『リール』)は動画にフォーカスを当てた機能です。
おおよそ15~30秒の動画が連続して表示される方式のため、フィード投稿やストーリーズとは機能や特性が異なります。
しかし、今までの機能と同じようにInstagramのmissionを認識していれば行うべき行動はおのずと見えてきます。
リールの特性
フィード投稿やストーリーズとは毛色が違うリールですが、特性としては以下のものがあります。
- 短い動画に特化した機能
- 画面全体に表示される
- 拡散力はピカ1
短い動画に特化した機能
先ほどもお話ししたように、リールは15~30秒の動画に特化した機能です。
投稿の一つ一つは閲覧者にとっては非常に軽いコンテンツとなります。
そのため、内容や構成を意識しないと簡単に次の投稿へとユーザーが流れてしまいます。
画面全体に表示される
リールはストーリーズのように画面全体に内容が表示されます。
そのため、映像や画像に対して文字入れをしやすく、情報をまとめて見せることができます。
さらに、キャプションも入れることができるので、映像と文章の二つの方向からユーザーにアプローチをかけることができます。
拡散力はピカ1
リールは今まで解説してきたどの機能よりも強い拡散力を持ち、フォロワー数の数倍ものユーザーにリーチすることができます。
そのため、新たなユーザー獲得のための「飛び道具」として利用することができます。
実際に私の知人は2桁程度のフォロワー数だった時期にリールを複数投稿し、非常に多くのユーザーにアプローチをかけることに成功していました。
一例として、彼のアカウントをご紹介します。
ご覧いただけるように、多くの再生数を獲得しています。
このように、比較的小さなアカウントでもリールを活用すれば多くのユーザーに情報を拡散することができます。
投稿を考える
リールの特性を知ったところで、逆算して投稿を考えていきます。
今までの各機能と同じように、いいねや保存、閲覧時間と閲覧回数が投稿の評価につながります。
特に、リールは短時間の動画がメインとなるため、埋もれない投稿を意識していきましょう。
投稿内容
投稿内容の属性としては第2回のフィード投稿の解説でもお話ししたように
- 有益さ
- 共感
- 面白さ
- 癒し
の4つの要素のどれかに当てはまるよう意識していきます。
それぞれの属性は、保存数・いいね数・他投稿への誘導・コメント数に関して効果があるもので、アカウントのエンゲージメント向上に貢献してくれます。
詳しい解説に関しては、第2回をご覧ください。
投稿形式
投稿の形式としては「1本で完結」させるものと、「複数に分ける」もの、「ルーレット」の大きく3つに分けることができます。
1本で完結
いたってシンプルに1本のリールの中で情報を完結させる方法です。
起承転結を1つにまとめる必要があるため、情報の取捨選択が難しいことがデメリットですが、
スタンダードな方法のため多くのユーザーに親しみやすい投稿になります。
複数に分ける
投稿を複数に分けることで多くの情報を織り込むことができるとともに、次の動画への誘導によってプロフィールを見てもらうことができます。
この方法のデメリットとしては、
- 動画が続くほど最後まで閲覧するユーザーが減少してしまうこと
- 途中の動画から見始めると文脈がわからなくなること
が挙げられます。
デメリットも多くなるため、普段から使うのではなくどうしても伝えたい情報や内容に関して利用することがベターです。
ルーレット
最後はルーレットです。
この手法はGIFなどの画像での手法でしたが、短尺の動画がポピュラーとなる中で多く用いられています。
複数の素材を並べ、非常に短い間隔で切り替えていくことで文字通りルーレットのように見せることができます。
この方法はひと目見るだけでは情報がわからないため、
- ユーザーの目を引くことができる。(閲覧時間)
- 内容をすべて見るには何回も見直す必要がある。(閲覧回数)
というメリットがあります。
それに対してデメリットとしては興味がないユーザーはルーレットだと分かった時点で次の動画へ移動してしまうというものがあります。
投稿後
投稿後は必ずインサイトを確認しましょう。
リーチしたユーザー数に対して再生回数がかなり多いようであれば、
繰り返し見てもらえている→より拡散するために力を割いていく
といった方向性の修正が行えます。
特にリールは他の機能と比べてもリーチするユーザーの範囲が広いため、PDCAを回した結果が大きく変化しやすい特徴があります。
小さなアカウントでは大きなインパクトとなることは間違いないでしょう。
最後に
「Instagram運用虎の巻⑤」 いかがだったでしょうか?
今回はリール投稿についてお話しました。
最も特徴がありながら、たくさんの挑戦ができる機能ですので、ぜひ今回の投稿を参考に取り組んでみてください!
また、マーケティングモンスターではInstagram運用代行を承っております。
「運用を自分でやるのは手間が…」といったお悩みをお持ちの方はぜひお気軽にお問い合わせください。
動画編集などを組み合わせ、最適な運用を行います!
「Instagram運用 虎の巻シリーズ」を最後までご覧いただきありがとうございました。
よろしければその他の記事もご覧ください。
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