こんにちは、マーケティングモンスターです。今や個人の情報交換以外にビジネスへの活用も当たり前となっているSNS。
日本国内では1億人近い利用者があり、非常に大きな存在感を示しています。
企業のマーケティング施策としてSNS広告が利用される場面も増加していますが、広告出稿の前段階で確認事項が意外と多いんです!
今回は、そんなSNS広告に出向する前段階で確認すべき事項について解説していきます。SNS広告の運用効果を高めるための考え方についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
SNS広告出稿前に確認するポイントは?
SNS広告を出稿するにあたって確認するポイントは、大きく4つあります。
- サイトの導線
- 広告クリエイティブ
- 出稿
- 結果の分析
サイトの導線について
SNS広告の目的は、あくまでもより多くのターゲットへのアプローチであり、遷移先のサイトが閲覧しにくいものであれば購入などの行動には至りません。
そのため以下のような確認ポイントがあります。
- 遷移先の着地するページ(以下LP)が広告と一致しているのか
- SNSのメイン利用者であるモバイルユーザに適した設計がされているのか(モバイルフレンドリーか)
- 遷移先ページの読み込み速度は十分か
順番に解説していきます。
遷移先の着地するページ(以下LP)が広告と一致しているのか
広告とLPの雰囲気があまりにもかけ離れていると、広告での集客効果が高くても成約に結び付かないといった事態になりかねませんので、意識すべきポイントになります。
広告上の表記とLP上での表記に関しては、可能な限り統一してユーザからの見え方に配慮する必要があります。
SNSのメイン利用者であるモバイルユーザに適した設計がされているのか(モバイルフレンドリーか)
遷移先ページの読み込み速度は十分か?
また、モバイルフレンドリーでないサイトにスマホユーザが遷移すると画面の読み込みに時間がかかったり、テキストが読みにくくなったりします。
サイトの見づらさは離脱率にも深く関連しているため、注意が必要です。
基本的なことにはなりますが、使用している画像の圧縮などの対策が必要です。
広告クリエイティブについて
広告クリエイティブに関しては、SNS固有のチェックポイントとユーザ向けのチェックポイントの2つがあります。
SNS固有としては、クリエイティブのサイズが媒体に適した大きさかといったポイントがあり、ユーザ向けとしては上記でもお話していたようなLPとのデザインの乖離がないかといった点になります。
ユーザにとっては広告からLPへの遷移は短い時間の中で起こるため、この2つのクリエイティブのデザインが乖離していると広告から受けた印象との違和感を覚え、離脱につながる原因となります。
広告用のクリエイティブ作成段階からLPとの整合性が確保できるように設計していくことで、ユーザ体験を向上させることができるでしょう。
出稿について
出稿段階では主に広告の運用面でのチェックが多くなります。
- 出稿期間・予算は適切か
- SNS広告のKPIを適切に設定しているか
といった観点でのチェックが必要でしょう。
出稿期間・予算は適切か
SNS広告を短期的に活用する場面としてキャンペーンなどがあります。
この場合の広告はキャンペーン期間内にすべての予算を消化してユーザにアプローチできるような設定が必要です。
また、商品の単価が高く、CPO(1購入あたりの広告費用)の許容金額が大きい場合はまとまった予算を使用することも選択肢の一つとなります。
自社の商材の性質を基に、期間と予算を決定できるようになるとSNS広告の効果は大きなものになるでしょう。
SNS広告のKPIを適切に設定しているか
SNS広告におけるKPI(重要業績評価指数)の設定は効果を明確にし、改善点の発見に役立つため重要な視点です。
しかし、KPIの設定においては、しばしば目標と異なった方向性で数値が決定されることがあります。
例えば、商材の販売を目的とした際には呼応入数や購入率などを指数として設定することになりますが、ブランドの認知を目的とした場合にはサイトへのアクセス数や再訪問率が重要になるでしょう。
誤ったKPIの設定は改善活動が目的の達成につながらず、無為に予算と時間を消費してしまうことにもつながりますので、今回出稿する広告はどのような目的なのかを明確にしてからKPIの設定をすることをおすすめします。
結果の分析について
結果の分析は、広告の出稿期間が終了しそのパフォーマンスを確認する段階で行われるイメージがあるかと思いますが、出稿前の段階から確認すべきポイントも存在します。
- 結果の定点観察が行われるのか
- 改善後の広告出稿のスケジュールが計画されているか
結果の定点観察が行われるのか
広告のパフォーマンスは終了時の1点で決まるものではありません。
定点での効果確認を行うことで、出稿した広告が効果を発揮するシチュエーションなどのデータを確保することができ、次回以降の出稿に役立てることができます。
たとえば、効果の高かった時間帯や曜日などのデータを確保できれば予算の割り振りなどの改善活動につなげやすくなるだけでなく、多媒体での広告出稿やメールリストの発送時期などの他業務にも応用することができます。
改善後の広告出稿のスケジュールが計画されているか
広告は一度出稿して終わりといった性質のものではありません。
結果を分析して継続する部分と改善する部分を発見し、より高い効果を生む方法を模索することが必要です。
そのためには、広告を出稿する段階で、次回以降の出稿に関してのスケジューリングが必要になります。
この段階をあいまいにすると、「次回の出稿は改善点がすべて見つかってから」というあいまいな形での判断となり、連続的な改善活動を実施できません。
広告は事前段階での作りこみももちろん必要ですが、実際にユーザに見られた結果を基に改善を行うのが一番の近道になります。
1度の出稿・改善で完璧を目指すのではなく、こまめに試行錯誤をしながら効果を高めていくマインドで取り組むためにも、次回以降のスケジューリングは早い段階で行うのがベターでしょう。
広告出稿前チェックリスト
上記を踏まえ、SNS広告を出稿する前に確認したいポイントは以下になります。
画像以外にもスプレッドシートに作成したチェックリストもありますので是非ご活用ください。
SNS広告の効果を高める考え方は?
ここまでは具体的なチェックポイントを解説しましたが、ここでは広告出稿にあたっての重要な考え方があります。
- 未完成の100%より、不完全な60%
未完成の100%より、不完全な60%
SNS広告では、ターゲットとなるユーザに向けて様々な施策を試みますが、最終的にその良し悪しを判断するのはユーザ自身です。
広告を作成する側がいかに頭をひねって考えても、”確実に成功する広告”が完成することはありません。
あくまでも、仮説を持って作成した広告から、ユーザの反応を繰り返し反映することで育てていく意識が重要になります。
広告の作成に悩んだ際は一度この言葉に立ち返って考えることも大切になるかもしれません。
まとめ
広告の出稿にあたってチェックすべきポイントをまとめます。
広告出稿前に確認するポイントは?
- サイトの導線
-
- 遷移先の着地するページ(以下LP)が広告と一致しているのか
- SNSのメイン利用者であるモバイルユーザに適した設計がされているのか(モバイルフレンドリーか)
- 遷移先ページの読み込み速度は十分か
-
- 広告クリエイティブ
- 出稿
-
- 出稿期間・予算は適切か
- SNS広告のKPIを適切に設定しているか
-
- 結果の分析
-
- 結果の定点観察が行われるのか
- 改善後の広告出稿のスケジュールが計画されているか
-
SNS広告の効果を高める考え方は?
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- 未完成の100%よりも不完全な60%
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最後までご覧いただきありがとうございました。また別の記事でもお会いできるのを楽しみにしております。
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