株式会社マーケティングモンスターです。
最近はLINEに関するお問い合わせが増えてきたので、ここらへんで一度集中して記事を投下したいと思います。
LINEの運用に悩んでいる方、LINEの運用を外注したい方必見の内容になっておりますので是非ご覧ください。
LINEの基礎知識
まずは、LINEがどういったツールなのかをおさらいしていきます。
現在、LINEは、7000万人以上の日本のアクティブユーザーを誇り、その人気と便利さからビジネスのマーケティングツールとしての地位を確立しています。
これは日本の人口のほぼ7割のため、未就学児やインターネットに疎い高齢者の方も含めると現役世代の相当数がLINEを活用していると言えます。
この記事をご覧いただいている皆さんもほぼ全員がLINEを利用しているのではないでしょうか?
本記事ではそんなLINEを使ったマーケティングを行う際に何を意識したらよいのか、LINEのマーケティングツールとは何か?
という点を解説していきたいと思います。
顧客のエンゲージメントを強化するLINEマーケティング
LINEマーケティングは、顧客と企業が直接、パーソナルな形でコミュニケーションをとることを可能にするプラットフォームであり、その結果、強いエンゲージメントを生むことができます。以下に、LINEを使用して顧客のエンゲージメントを強化するためのいくつかの戦略を示します。
これらの戦略は、顧客エンゲージメントを強化し、ブランドとの信頼関係を深めることに役立つはずです。それぞれの戦略は、特定のビジネスゴールやターゲットオーディエンスに応じてカスタマイズ可能であり、組み合わせて使用することができます。
抑えておきたいLINEのマーケティング機能はこちら
- 公式アカウントの機能
- リッチメニューとチャットボット
- クーポンの贈呈
- スタンプの贈呈
- 商品情報/ニュースの投稿
- Q&A
- 占い/診断ツール
等
順番に解説していきます。
【引用元】
https://www.linebiz.com/jp/column/technique/20180731-01/
公式アカウントの機能
公式アカウントを活用にすることにより、個人、団体、法人はサービス利用者によって、インタラクティブ(相互的)なコミュニケーションを取ることが可能になります。
公式LINEには、ブランドイメージを形作るための側面もあり、上手に利用できれば、月間のアクティブユーザー数が9000万人を超えているプラットフォームでの存在感を発揮できるようになります。
リッチメニューとチャットボット
LINEの通常機能として、リッチメニュー、チャットボット等を設定することができます。
これらの機能は、ユーザーに対してLINE上で常設の機能としての役割を発揮して、ユーザーの情報獲得、簡易的なお問い合わせを手助けします。
クーポンの贈呈
「クーポン」は、来店時に利用できるデジタルクーポンを友だち追加してくれたユーザーに対して配信できる機能です。
ユーザーが来店した際にクーポン画面を提示することで、クーポンに記載された割引やプレゼントなどの特典を受け取ることができます。基本的には「紙のクーポン」と同じような使い方ですが、友だち限定のお得な情報としてクーポンを配信することで購買を促すことができます。
クーポンの配信方法は、「あいさつメッセージ」「メッセージ配信」「リッチメッセージ」「リッチメニュー」「LINEクーポンへの掲載」など多岐にわたります。
それぞれに特徴があり、これらの配信方法を使い分けることによって、ユーザーの行動喚起への効果を最大化させることができます。
スタンプの贈呈
「LINEプロモーションスタンプ」は、友だちとのコミュニケーションに利用されるスタンプを「使われる広告」として配信することができます。キャラクターやブランドの世界観を友だちや家族との会話の中で広めることが可能です。
スタンプをインセンティブとして、LINE公式アカウントの友だち追加を促進できます。スタンプがユーザー同士のコミュニケーションで利用されることにより、企業やキャラクターへの認知度・好意度が向上します。商品購入やイベント来場などのインセンティブとして、スタンプを配布することも可能です。
商品情報・ニュースの投稿
商品やサービスに関する情報や、最新のニュース・お知らせをライン上で投稿することによって、ユーザーの購買行動を促進することができます。ユーザーの教育に加えて、ライン上でしか見られない情報や常にラインが最新の情報の発信源となることで、公式ラインのお友達登録のメリットを増大させブロック率を下げることができます。
投稿の方法は、テキスト・画像・動画を使用したメッセージでの配信に加え、LINE VOOM(旧タイムライン)への投稿があります。
メッセージでの配信の場合すべてのお友達に必ず送信できますが、過去の情報をさかのぼって閲覧することが難しくなるデメリットがあります。
それに対しLINE VOOMは、メッセージと違いユーザーが能動的に閲覧しなければならない代わりに、友達登録していないユーザーも閲覧が可能なことに加え、一覧で過去の投稿も簡単に見ることができるというメリットがあります。
Q&A
商品Q&Aの設置によって、顧客満足度のアップと購買行動の促進が可能です。
個別のページやWEBサイトなどに飛ばす方法のほかに、公式LINEの機能として「AI応答メッセージ」というものが用意されています。
トークルーム内でのユーザーの質問に対して自動的に回答することができる機能です。
AI応答メッセージの設定は非常に手間のかかる作業ではあるものの、設定しておくことによってユーザーはラインで質問を送るだけで即座に回答が返ってくるため、ユーザーの満足度を高めるうえでは非常に有用な機能といえます。
占い・診断ツール等
メッセージ配信やリッチメッセージなどで遷移誘導をする方法や、リッチメニューなどで常に表示させておく方法があります。
商品の説明や重要なコンテンツの場合はリッチメニューで常に遷移できるようにしておき、期間限定のコンテンツや優先順位の低いものはメッセージ配信で都度遷移誘導するのが最も効果的です。
例)
LINE拡張機能:「診断bot」
・月額9800円で利用可能
・1か月間のトライアルあり
・自由にシナリオを設定し、診断結果に合わせた商品を提案
・回答の確認と分析も可能
LINEのプランについて
2023年の6月1日より、LINEの基本料金プランは下記となっています。
※それ以前の2023年5月31日から前の期間とは、無料メッセージ通数の数や料金が変更になっているため、注意が必要です。
おすすめのLINE運用ツール
ここまでLINEマーケティングの機能的な部分をご紹介してきましたが、次にLINEマーケターでもある筆者の”おすすめLINE運用ツール”をご紹介していきます。
誤解がないように説明しておくと、公式LINEの様々な機能はLINE単体でも効力を発揮いたしますが、いくつかの強力なツールと同時に利用することにより、より詳細なお客様データや定期配信メッセージ(セグメント配信)を行うことができるようになります。
基本的には5000円のライトプランか15000円のスタンダードプランのどちらかになりますが、お友達の数とメッセージ配信数に依存するため、まずはライトプランからスタートし、必要に応じてプランのアップグレードをしていくかたちになります。
ここでは筆者の過去の経験から、おすすめのツール及び導入でできるようになることをご紹介していきます。
Lステップ
機能が豊富なLINEマーケティングを包括的に支援するツール。
同系統のツールの中では、初期費用が安く、個人から企業まで幅広く導入されています。
ツールとしての導入実績も豊富です。
【ツールに関してはこちら】
Liny(リニー)
こちらも機能が豊富でLINEマーケティングを総合的に支援するツールです。
大手企業や行政での導入実績があり、管理者権限の振り分け等、運用体制の構築と業務効率化にも便利です。
【ツールに関してはこちらから】
CRMプラス
ECサイト(shopify)との連携に特化したツール。
カゴ落ち対策、リッチメニューの複数対応等、ECサイトならではの機能を多く兼ね備え、顧客対応に関する機能も充実しています。
【ツールに関してはこちら】
https://crmplus.socialplus.jp/
お友達登録について
次に、LINEの運用において非常に重要な”友達追加施策”についてご紹介していきます。
可能な限り具体的にまとめたのでご確認ください。
お友達登録において、抑えておきたいポイントは下記の4つ。
- 店頭や掲示物による告知
- ショップカード
- QRコード、URLのWEBサイト/SNS露出
- クーポンQRコードの発行
順番に解説していきます。
店頭や掲示物による告知
最も確実で効果的な方法が「店頭POPや掲示物による告知」と「スタッフからの声がけ」です。
・LINE公式アカウントのIDや「友だち追加用QRコード」を印刷したポスターを掲出する
・LINE公式アカウントを告知するためのチラシやパンフレットを用意し、店舗スタッフが来店したユーザーに声をかけて友だち追加を促す
掲示物は設置場所やユーザーに案内するタイミングを工夫して、友だちになるメリットを訴求することが重要です。
ショップカード
ショップカードは、来店や商品購入の特典として付与するポイントをLINE上で発行して管理できる機能です。獲得ポイントに応じて特典を設定することで、再来店のモチベーションにつながります。
ショップカードの利用にはLINE公式アカウントの友だち追加が必要なため、ショップカードの取得をきっかけに自然な流れで友だち追加を促すことができます。
QRコード、URLのWEBサイト/SNS露出
QRコードをスキャンすることで、友だち追加ができます。名刺やチラシ、メニューなどに印刷して友だち追加を促します。
また、SNSやメールマガジンには「友だち追加ボタン」が設置できないケースが多いため、「友だち追加URL」を記載します。
- サイトのヘッダーバナー
- Twitterの固定ツイート
- Instagramのストーリーズハイライト
- YouTubeの概要欄等
- 雑誌のおすすめコーナー
等
追加URLやQRコードを地道に露出させていくことがお友達登録増加の近道になります。
クーポンQRコードの発行
「クーポンQRコード」とは、作成したLINE公式アカウントのクーポンをQRコードでシェアすることのできる機能です。
ユーザーがこのQRコードを読み取ると、クーポン画面へダイレクトにアクセスできるため、スムーズにクーポン利用を促すことができます。
まだ友だちではないユーザーがQRコードを読み取った場合、クーポン利用と同時に友だち追加がされるため、友だち集めにも効果的な機能です。
まとめ
近年、LINEマーケティングの需要はますます増加しています。
SNSの中でも親近感と世代を問わないツールとして、さまざまな業種/業態での活用が際立っています。
この記事を機にあなたもLINEの活用を行なってみてはいかがでしょうか?
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最後までご覧いただきありがとうございました。また別の記事でもお会いできるのを楽しみにしております。
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