こんにちは、youtaです。
音声配信SNSといえば、クラブハウスやTwitterのspacesなど、2021年に入って急速に普及を伸ばしている配信形式です。
音声によるコミュニケーションサービスは以前よりいくつか存在していましたが、2021年より急速に利用者が増え、注目を集めています。
SNSとは少し異なりますが、spotifyや日本で流行っているvoicyなんかもこの流れによるものでしょう。
音声配信SNSがここまで、大きくなった背景と今後の未来について、今日は解説していきます。
2021年に参入した音声SNSサービスまとめ
Greenroom(spotify)
音楽のストリミーングサービスとして人気のspotifyは今年の6月に「Greenroom」をリリースし、注目を集めています。
音声SNSとしての「Greenroom」は、様々なクリエイターの活動支援を主目的としており、クリエイターがファンドを設立し、
コンテンツをUPすることで収益が得られる仕組みとなっています。
- Spotifyを利用さえしていれば誰でも利用可能
- 録音機能を利用することが可能
- ルームのホストは、チャットコントロール機能を駆使してチャットをコントロールすることが可能
といった特徴があります。
残念ながら、現在はファンドを立ち上げられるのはアメリカに居住の人のみとなっていますが、徐々に世界中での利用が活発になることが予想されます。
Live Audio Rooms(facebook)
音声SNSが盛り上がっている現在、私たちがよく使っているあのアプリのCEOも黙っているはずがありません。
皆さんご存知、facebookでも音声配信に対応した「Live Audio Rooms」が新機能として今年の6月にアメリカでリリースされました。
この「Live Audio Rooms」が備えている機能の特徴はこんな感じ
- ホストはセッション開始前に前もってスピーカーの招待が可能
- セッション中にリスナーをスピーカーに指定することが可能
- 投げ銭機能「スター」を送ってスピーカーを支援することも可能
- spotifyを通すことなく直接配信が可能の為、facebookアプリのみで完結する
facebookにてできることの幅が広がると、音声SNSの覇権争いを制するのはまたマーク・ザッカーバーグかもしれませんね笑
clubhouse(クラブハウス)
アメリカで生まれた音声SNS「clubhouse」は、2021年はじめから、日本でも少しずつ話題になり、その招待券がメルカリで販売されるなどして世間を賑わせました。
このSNSは、「世界中の人が気軽に話し合える場所を提供する」をコンセプトにしており、
「ルーム」と呼ばれるグループの中で音声を通して、色々な人と雑談したり、スピーチを聞いたりすることが可能として人気のあるSNSとしての地位を確立しました。
音声版のTwitterとも言えるような操作性の為、ユーザー側も使いやすいアプリとなっており、初心者も感覚的に操作が可能です。
クラブハウスの特徴
- 空間オーディオ機能搭載で臨場感UP
- クリップ機能で話の内容を予め把握することが可能。
- クリップ機能で手に入れた音声は他のSNSでの共有が可能
- 他のユーザーに招待してもらうことによってアプリを始められる
クラブハウスは少し前にとても話題になり、多くのインフルエンサーが利用していましたが、そのバブルは終わり、現在は少しずつそのシェアを伸ばしています。
Spaces(Twitter)
Spaces(Twitter)は音声配信SNSというよりは、Twitterの新機能で、フォロワーが600人以上で公開アカウントに設定している方のみ利用が可能です。
コンセプトとしては、従来通りツイートで誰かの意見を追うだけでなく、Spaceでは、今実際に起きていることや生身の声を通して、オープンな会話を楽しんでいくというのがこの機能の主目的となります。
数名での小規模な会話はもちろん、何千人ものリスナーに対して語りかけることもできる為、クリエイターやインフルエンサーとの大規模なコミュニケーションも可能です。
音声SNSが注目される理由
理由1.音声SNSはながら利用が可能で隙間時間に楽しめる
音声SNSはテキストベースでの会話や動画の視聴は比べて、マルチタスクに対応している点がとても優れています。
ユーザーのコンテンツ消費にあてられる時間は限られている為、家事や勉強、運転などの合間合間にラジオの代わりとして楽しめる音声SNSは情報収集やエンターテイメントとしてユーザーに浸透しているようです。
かくいう私も移動中や運転中なんかに音声SNSを楽しんでいます。
理由2.音声はテキストベースではない分、気軽に楽しめる
昨今では、Z世代を中心にグループ通話という文化がひろがり、会話をどこにいても楽しめるようになりました。
レスポンスが早く、テンポの良い電話や音声によるコミュニケーションは気軽に楽しむことができます。
理由3.音声SNSを通して、生の声を聞くことでより深くコンテンツを楽しめる
音声SNSは、インフルエンサーや著名人などの生の声をリアルタイムで聞くことができる為、より本格的により近い距離でコンテンツを楽しむことができます。
遠い存在であった彼らとの距離間をグッと縮めるツールとして期待されています。
音声SNSはZ世代にバズる
理由1.文字より音声の方が楽
マルチメディアに対応し、デジタルに苦手意識を持たないZ世代にとって、「聞く」という行為は、身近なものとなっています。
普段からイヤホンなどを通して、様々な音楽や情報を聞いている彼ら/彼女らは「読む」よりも「聞く」ことの方が頭に入りやすく、理解しやすい傾向にあり、音声でのコミュニーションに深い親和性を持っているのです。
理由2.遠くにいてもユーザー同士で繋がることができる
音声SNSの魅力はなんといっても、ユーザー同士の距離を縮めること。
コロナ禍で学校や会社に思うようにいけない状況も音声SNSが流行する追い風になったと思います。
音声を通して、一緒にゲームや課題を行ったり、オンラインでのデートをしてみたりとリアルとネットの垣根はどんどん小さくなっています。
音声SNSを始めるならどのメディア?
このように音声SNS及び、音声配信メディアは今後その需要を拡大していくことが予想されています。
しかしながら、音声SNSはどのアプリが覇権を握るのか誰にも分からない為、どのアプリを利用すればよいというのは一概にはいえません。
それでも多くのインフルエンサーや著名人が音声配信を通じて情報発信を始めているのには理由があります。
理由は以下の通りです。
- youtubeよりもながら聞きがしやすい
- ブランディングや認知度向上に使える
- youtubeに比べて遥かに参入しやすい
現在注目されている音声配信ツール一覧
理由を説明する前に今人気の音声SNSをおさらいしておきましょう。
podcast
podcastは、「アイポッド」と放送を意味する「ブロードキャスト」を合わせた造語です。
apple社が提供する音声配信サービスで、日に日に新しい番組が解説されており、アメリカを中心にリスナーがどんどん増えています。
今後、日本でも認知度も上がり、利用者も増えていくことが予想されています。
spotify
spotifyは、世界中のクリエイターによる数千万以上の音楽やpodcast、ビデオを楽しめるサービスです。
携帯やPCはもちろん、テレビや車など、様々なデバイスでサービスを楽しむことが可能です。
現在、音声配信サービスとしては世界最大手で日本でもその認知度は年々向上しています。
上述した「Greenroom」も本格始動が始まるので今後に期待です。
voicy
最近年間のユニークユーザーが1100万人を突破したvoicyは、現在日本で一番勢いのある音声プラットフォームです。
有名人やインフルエンサー等、どんどん参入を始めています。
声のブログとも言われるvoicyは、通過率約5%の狭き門を勝ち抜いてきたパーソナリティの有益な情報の宝庫です。
spoon
spoonは、上述した音声メディアと比べると少しだけ変わっています。
spoonはより若者向けの印象で他のメディアにはないTALKやLIVE機能があります。
若者むけの機能が多くユーザーの年齢層も若いです。tiktokと似たような層に人気を誇り、根強いファンを急速に増やしています。
stand.fm
stand.fmは他の音声配信アプリと異なり、審査等がないです。
私もstand.fmを使って音声配信をしています。
コストをかけずに誰でも手軽に配信が可能な為、音声配信を始めたい人に一番おすすめのアプリです。
clubhouse
上記でも紹介しましたが、clubhouseはバブルこそ終わったものの根強い人気を誇っており追加の新機能によっては、派遣を握る音声配信ツールとなるかもしれません。
- 完全招待制
- 録音機能が一部をのぞいて無し
と癖はありますが、今後に期待です。
youtubeよりながら聞きながしやすい
サラッと音声メディアについてご紹介しましたが、これらの音声メディア、youtubeと比べてみるといかがでしょうか?
現在、YouTubeは絶大な人気を誇っていますが、YouTubeは目を使わなければならない為、視聴する際にはある程度まとまった時間をとる必要があります。
その点、音声配信は耳からの情報取得になるので作業を行いながらでも楽しむことができます。
Youtubeに比べると、1日の中で聞いてられる時間が長いのです。
今後、エンターテイメントとしてテレビの代わりを担うのがYouTube、
情報収集や勉強に使うのが音声配信、といったように棲み分けが起こるのではないかと私は予想しています。
ブランディングや認知向上に使える
ここからは配信者目線になってしまいますが、音声配信はブランディングや認知向上にかなり効果的です。
自身の専門性や価値観を継続して配信することによって、自身のファンを構築できます。
これは、ビジネスを行う上で損はないので少しずつでも自信や会社のブランディングを始めましょう。
Youtubeに比べて遥かに参入しやすい
YouTubeは大変魅力的なプラットフォームですが、同時にYouTuberや芸能人のチャンネルが絶大な人気を誇っており、今から新規参入するのは私を含め、大きな実績のない人にはかなり難しいのではないでしょうか。
その為、音声プラットフォームはまだまだこれからと言えるメディアなので、早めに参入して損はなさそうです。
実際に音声配信を始めてわかったこと
音声SNSは、話す内容を作るのが難しい
私は基本的に当ブログをもとにラジオの配信内容を作成しているのですが、ラジオにてリスナーに分かりやすく、物事を伝えようとすると要約力や言語化力、話す力などが試されます。
他のメディアとの相性も良いので、使い回しを考慮して台本を作成してみましょう。
プレゼンを行う能力なんかも向上しそうなので、頑張って続けていきます。
音声SNSが今後伸びていく媒体というのが肌感覚でわかる
私も他のメディアを運用しているのでさまざまな媒体を運用しているのですが、音声メディアは伸びがとても良いです。
現在、音声配信や音楽SNSでの発信を検討している方は是非、始めてみてください。
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