安定した集客をするためには検索順位で長期的に上位を取り続ける必要があります。
そのために、SEO対策の専門家に依頼しようとするとあまりにも高額であきらめてしまう人達は多いのではないでしょうか。
SEO対策は専門家にしかできないことばかりではありません。むしろ専門家しかできないことは一部で、ほとんどは自分の力で検索順位を上げることができます。
- SEO対策の専門家に見てもらう予算がない
- 自分でできる検索順位を上げる方法を知りたい
- SEO対策って専門家にしかできないんでしょ?と思っている方
今回はそんな皆さんに自分でできるSEO対策を5つ紹介したいと思います。
自分でできるSEO対策とは?
SEO対策と言うと「専門的な知識が必要なんでしょ?」「なにをしたらいいかわからない」などの声をよく耳にします。「検索順位を上げる」と聞くととても難しいことをやっているイメージがありますよね。
しかし、SEO対策は専門家でないとできないようなものばかりではなく、少し意識するだけで検索順位ががらっと変わるものがたくさんあるのです。
SEO対策とは大きく分けると対ユーザーと対AIの二つの施策が存在します。コードを書いたり、1からサイトを作ったり、難しいものもあるのですが、今回はSEOについて全く知らない人でも簡単に順位を上げられる方法をご紹介していきます。
自分でできるSEO対策5選
1、ページ速度改善
誰しもページの表示速度が遅く、イライラして経験はあると思います。
その結果、表示を待つよりページからの離脱を選ぶことが多いのではないでしょうか。
つまり、表示速度は自分のページを見てもらえるか否かの大事な要因の一つなのです。
しかし、実はページの表示速度はPageSpeed Insightsで簡単に改善することができます。
Page Speed Insightsでは自分のサイトのURLを入力することでモバイルスコアが表示されます。
スコア | 評価 |
スコア80~ | 表示速度に問題なし |
スコア60~79 | 表示速度に改善の余地あり |
スコア0~59 | 表示速度の問題あり |
ページの表示速度には様々な要素が関係しているのですが、画像の表示サイズや画質を変更することで簡単に軽くすることができます。
またPage Speed Insightsでは具体的な問題も教えてくれるので、問題が見つかったら技術部門に相談してみましょう。
ちなみにこのサイトのスコアは77点でした。まだまだ改善の余地があるみたいですね。
2、内部リンクを貼る
内部リンクとは、自分のサイト内で自分の記事同士をつなぐリンクのことです。下の画像の赤線部分が内部リンクで、このリンクをクリックすると同じサイト内の別の記事に繋がるようになっています。
内部リンクは次にユーザーが必要としている情報を予測し、それに関する記事を紹介するとよいでしょう。
内部リンクで関連性の高い記事を貼ることでユーザーが気になった記事を次々と見るようになり、結果的にユーザーを長時間滞在させることができます。
さらに、クローラーがリンクをたどって巡回しやすくなるため、インデックスされやすくなり、Googleの高評価にもつながるでしょう。
3、メタディスクリプションの設定
メタディスクリプションとは検索したときにタイトルの下に現れるページの要約部分のことです。
検索順位に直接関係することはないのですが、ユーザーがどのサイトを見るか選ぶときに大事な要素になります。
ユーザーはサイトを開かずとも内容を知ることができるため、クリック率に大きく影響します。
メタディスクリプションについて詳しく知りたい方は是非こちらの記事もご覧ください。
⇒メタディスクリプションとは?ユーザーの目を引き付けクリック率UPに繋げる機能
4、見出しタグを正しく使う
見出しタグとはその名の通りコンテンツの見出しを作る役割をするタグのことです。
新聞でも同じですが、最初に大見出しがあって、次に中見出し、さらに詳しく解説する小見出しがあるようにWebコンテンツも同じ構成で作成していくとユーザーがが理解しやすいコンテンツを作ることができます。
- キーワードを入れた見出しを作る
- コンテンツを一言で表す見出し
キーワードを入れた見出しを作る
見出し、特に大見出しには必ずキーワードを入れるようにしましょう。見出しにキーワードが入っていることによって、クローラーが「この記事○○○について書いてある記事なんだ」と判別しやすくなります。
また、ユーザーの理解のために大見出しと記事のタイトルは同じにすると最高です。記事のタイトルを見てサイトを訪れたユーザーは、まったく同じ見出しがあることによって大きな安心感を得られます。
ただし、あまりキーワードを詰め込みすぎてしまうとGoogleからスパムアカウントであると勘違いされてしまいますので気をつけましょう。
コンテンツを一言で表す見出し
見出しをつける際はできるだけ簡潔にしましょう。ポイントはそのタイトルが記事の内容を一言で表せているかどうかです。
見出しが長いとユーザーにもクローラーにも何が言いたいのか伝わらなくなってしまいます。コンテンツの内容に合わせて長くなってしまう場合は内容が簡潔になるように工夫しましょう。
5、コンテンツを充実させる
コンテンツを充実させるには2つの方法があります。
定期的に更新する
定期的に更新することはユーザーの信頼度を上げるためとても大切なことです。
皆さんも何か知りたい情報があるときにはできるだけ新しい情報のほうがいいですよね?今や情報社会になり様々な分野でトレンドが変化しているため、定期的か更新はユーザーに新発見を提供することができます。
しかし、定期的に更新といっても毎日更新することはなかなか難しいものがあります。はじめは1週間に1度でもいいので習慣化していきましょう。
Google Analyticsを見直してみる
Google Analyticsに登録し左側にあるタブから「レポート」→「行動」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」を開きページごとの訪問者やページ滞在時間を見てみるとよいでしょう。
専門家しかできないこと
SEO対策にはたくさんの要素がありますが、私はそのほとんどが自分でできるものだと考えています。専門家にしかできないことなどほぼないのです。
また、近年のWordPressの性能は大きく向上し、基本性能でSEOの対策が行われており、内部要因などの今まで専門家にしかできないと言われてきたことは気にしなくても問題ないレベルにまでなっています。
しかし、その方向性を間違えてしまうと遠回りになってしまったり、まったく検索順位が上がらなかったりします。つまり、コンテンツごとに効果的な対策を取らなければ無駄な努力に終わってしまうのです。
これからはAIもより進化し、小手先のSEO対策よりも内容に特化したコンテンツを作ることがユーザー、クローラーどちらからも評価されるサイトになるのです。
SEOの専門家に依頼する前に是非自分のサイトをもう一度眺めてみてください。コンテンツの内容がユーザーにとって有益なものになっているか、自分たちの言いたいことが伝わっているか、今一度見直してみてください。
コンテンツ内容が十分であれば是非上記の5つの対策方法を試してみてください、SEO対策はそれで充分です。
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