Web担当者の皆さん、HTMLタグの一つメタディスクリプションは効果的に扱えているでしょうか?
メタディスクリプションとはタイトルの下部に表示される文章のことで、ユーザーがサイトを開くどうかを決める重要な役割を担っています。本でいうと帯の部分です。
しかし、自分で作成しなくてもAIが勝手に本文から文章やキーワードを拾って作ってくれるため、その重要性について理解している人が少ない機能の1つです…
これは集客に大きな影響を及ばすため、仕組みや書き方への理解をしっかりと深めておきましょう。
この記事では
- メタディスクリプションが及ぼす影響
- 適切な書き方
について学べます。
メタディスクリプション(meta description)とは?
冒頭でも説明した通り、メタディスクリプションとはhtmlテキストの一つで、検索エンジンのすぐ下に表示されるWebサイトの説明をする部分です。
下の画像の青枠で囲った部分がmeta descriptionです。
これがあることによってユーザーは記事の内容が自分の検索意図とあっているかどうかを簡単に判断することができます。
覚えておくべき3つのポイント
メタディスクリプションを設定する際に覚えておかなければならないポイントが3つあります。
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- キーワード部分が太字になる
- 文字数制限
- SEOの順位に直接的には影響しない
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順番に見ていきます。
キーワード部分が太字になる
メタディスクリプションにSEOキーワードを入れると下のように太字になります。
例えば、「Web集客 始めるメリット」と入れると「Web集客」というキーワードを拾っているのがわかりますね。
メタディスクリプション内のキーワードが目立つので、パソコンの画面を流し見したときにユーザーの目を引き付けることができます。
文字数制限
メタディスクリプションには文字数制限があります。具体的に120字前後となっています。
途中で切れてしまうと「…」で表示されてしまい、重要な部分が見切れてしまう恐れがあるため文字数制限は必ず守るようにしましょう。
SEOの順位に直接的には影響しない
メタディスクリプションは設定しなくても直接的にSEO影響することはありません。
しかし、設定することによってWebサイトを開く前により詳細に何が書いてあるのかがわかるため、クリック率アップにつながります。SEOの施策を対AIと対ユーザーに分けた場合、対ユーザーにおいて大きな力を発揮します。
設定しなかった場合、GoogleのAIによって独自のものが生成されるので、自分が伝えたいこととは違った内容になる恐れがあります。
メタディスクリプションの設定方法
メタディスクリプションの設定実装方法はいくつかあります。
<meta name=”description” content=”ここにmeta descriptionを記述する” />
これをHTML内に記述します。是非コピーしてお使い下さい。
そして、WordPressのプラグインで設定する方法も存在します。ここではおすすめのプラグインを3種類紹介します。
また、WordPressの有料テーマである「Diver」を導入するのもおすすめです。Diverは初めからSEO対策に関する機能が多く実装されているため、初心者でも簡単に執筆活動をすることができます。
メタディスクリプションの適切な書き方
ここからはメタディスクリプションの具体的な書き方について説明していきます。意識すべきポイントはたったの2つです。
・本文に誘導する文章を作る
文字数の制約を守る
前項でも述べたように文字数の制限がPC版は120字、モバイル版は50字となっています。
PC版、モバイル版とそれぞれで違う文章を設定することはできないので、モバイル版で表示される最初の50文字に要点とキーワードを詰め込む必要があります。
残りの70文字はユーザーのクリックを誘う「ラストひと押しの文章」を書くとよいでしょう。
検索ユーザーは文章を隅々まで読むことはない上に検索キーワードを目で追って目的のコンテンツを探していきます。そのため、検索ワードをメタディスクリプション内にちりばめておくことも重要です。
しかし、不用意にキーワードだらけにしてしまうとガイドライン違反になってしまう可能性があるので、1つの文章に3つまでにしましょう。
本文に誘導する文章を作る
本と同じく、タイトルは中身を見せるために、目次は本文を読ませるために、1行目は2行目を読ませるためにあるように、記事も同じ意識で書き進めていきます。つまり、メタディスクリプションは本文に誘導するためにあるものということを覚えておきましょう。
結論を冒頭に書いておけば、その先にあるより詳しい情報までスムーズに導くことができます。
逆に言えば、どんなにお洒落な文章を駆使してユーザーのめを引こうとしても、誘導が曖昧だと興味を持ってもらえないのです。続きが見たくなるようなメタディスクリプション作りを心がけましょう。
さいごに
メタディスクリプションは必ずしも設定しなくてはならないものではないですが、ユーザーにWebサイトの内容を伝えられるメリットがあります。クリック率に大きく影響するため、ユーザーの目線になってニーズに合った文章を作りましょう。
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