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【就活に必須!】ビジネススキル入門⑤質問力を上げる

皆さんこんにちは!
マーケティングモンスターでマネジメントを担当している森田(@NM0rita)です。

 

9月も終わりを迎えて、本格的に秋めいてきました。
こんな感じですぐに年末が来てしまうのでは、と年々早まる時の流れに驚いています。

さて、そんな中で今回はビジネススキル入門のその5として

「質問力を上げる」

ことについてお話していこうと思います。

 

就活をする学生から、新人社員、マネジメント層まで。ビジネスにかかわるならば確実に必要となる力です。

早くに身に着けるほど、精度の高い質問が可能になり他よりも一歩前に出ることができるでしょう。

 

このシリーズについて

こちらの「ビジネススキル入門」シリーズは、就活生や新入社員、自身のビジネススキルを高めたい方に向けて基礎となる汎用的なスキルについて解説していくシリーズです。

「読む・聞く・話す・書く」などの要素にまたがる内容を解説していきますのでぜひ参考にしていただければと思います。

前回のまとめ

前回は物事を因数分解することに関連して「フェルミ推定」を解説しました。

コンサル業界のイメージの強いフェルミ推定ですが、「因数分解」の力に大きくかかわりビジネスパーソンには必須のものであることを解説しました。

今回は思考の先で生まれる疑問について関係する「質問力」について解説していきます。

 

 

質問の仕方で頭の良さがわかる?

まず前提として、質問をしない人間はいません。必ず、わからないことを誰かに聞くことで疑問を解決していきます。

そして、質問をするということは相手の時間をもらっていることを意味します。

 

そのため、質問の仕方によって「頭の良さ=ビジネス戦闘力の高さ」がわかってしまいます。

 

特に、ビジネスにおいてはコミュニケーションコストの低さが相手に対しての評価にもつながるのでこの質問力は大きな評価基準となるでしょう。

 

では、良い質問と悪い質問は何が違うのでしょう?

いい質問と悪い質問の要因

ダメな質問というのは、大まかに解説すると

  • 疑問点を教えてもらおう
  • わからないことを払しょくしよう

とする質問です。

 

そして、ダメな質問を大まかに分けると

  • マインドセット
  • スキルセット

の二つの面から判断できます。

 

 

マインドセット

まず、マインドセットに関してです。

 

とある企業で営業の森田君がいて、あるお店A店を担当しているとしましょう。

このA店に関して上司の津江さんに相談しました。

 

森田君
A店の状況を改善したいんですがどうすればいいでしょうか?
この質問は悪い質問です。
理由としては自身の仮説を持っていないからです。
何をすればいいかもわからず、問題点を知るためだけに相手に質問をしています。
この質問をした場合は、上司の津江さんに

津江さん
何が聞きたいかわからないし、まずお前はどうしたいの?

 

と返されてしまうでしょう。
仮に津江さんが「何かキャンペーンをしたらいいんじゃない?」といったように答えてくれた場合でも、それを実行するだけのロボットになり何一つ森田君の存在による付加価値は生まれません。
反対に自分でその案についてコストや効果を考えて実行しなかった場合にも、上司の津江さんの時間を無駄にした上に何の施策も打てないという無駄の極みのような行為をしてしまいます。
津江さんからの心証も最悪でしょう。
では、同じ状況で仮説を持った質問に変えてみましょう。

森田君
A店の状況を改善したいと考えています。
A店の顧客層などを鑑みてキャンペーンではなく、新商品の開発を考えているのですがご意見をいただけますか?

この質問は

  • 自身の仮説
  • その根拠

の二つの要素が入っています。

この条件であれば津江さんも質問の意図を把握できるため、施策の良し悪しやさらに追加のアドバイスを加えることができるでしょう。

また、仮説があるためどのような部分に対して疑問を抱いているのかがわかり、相手としても意図をとらえやすくなります。

 

スキルセット

質問に関してのスキルセットは「前提条件の座標を確定させる」ことです

 

座標は皆さんご存じの通り、緯度と経度をもちいて地図上の一点のみを指し示すものです。

つまり、前提条件を誰が見てもぶれないものにするということです。

 

前提条件に解釈の幅があると、回答にずれが生じて求めていた方向性の答えが返ってこない事にもつながります。

 

先ほどの例で説明すると、A店の状況を改善したいという前提がありました。

この「状況」とは一体何でしょう?

 

  • 売上
  • 利益率
  • 顧客満足度
  • 従業員満足度

など無数の要素があります。

 

ここを明確にしないと、売り上げの増加について質問したいのにコスト削減のアドバイスをされるといったことになりかねません。

 

質問に限ったことではありませんが、このような幅のある抽象的な言葉は避けることが大切です。

例としては

  • お客様の感触はいいです
  • 注意して確認していきます

などなどがあります。

 

感触って何? 注意してってどういうことをするの?
このような幅を持たせた発言が結果的に認識の相違につながり、仕事のミスとして現れます。

 

上の例でいえば

  • より詳しい見積もりを作ってほしいとおっしゃっていただきました。
  • ダブルチェックの体制で確認します。

といったように、具体的・定量的に伝えましょう。

 

これらに関連するものとしては「質問力ーー話し上手はここが違う」や『「いい質問」が人を動かす』といった書籍が非常に勉強になりますので、ぜひ一度読むことを強くお勧めします。

『質問力ーー話し上手はここが違う』に関しては「中田敦彦のYouTube大学」でも取り上げられていますので気になる方は下のリンクからご覧ください

 

 

 

 

就活生の質問力

質問力は社会人だけの問題ではなく、就活をする学生にも重要になります。

特に、必要とされるのは面接での逆質問でしょう。
逆質問は基本的には評価対象ではないですが、勉強不足や話を聞いていないなど目に余る場合は減点となり、反対に鋭い視点のものは当落線上での最後の一押しにもなります。

 

質問において学生が意識するべきことはここまででお話しした注意点に加えて

  • その人にしか話せないことを聞く
  • 全ての質問に意図をもつ

ことが大事だと私は考えます。

その人にしか語れないことを聞く

これは簡単に言うと面接官の経験や考えについて聞くことです。

面接官はある程度の決まりごとの中で面接をしており学生の受け答えも型にはまったものです。
ここで面接官独自の経験を聞くことで面接官の心証もよくなり記憶に残りますし、次の面接ではそのエピソードを基に

「前回の面接でお話しいただいた○○ということにさらに興味を持ち…」

といった形で話を広げることも可能です。

 

全ての質問に意図を持つ

就活生の中にはネットで調べたおすすめ逆質問を考えなしに使うような層もいます。

その問題点は「なんでその質問をしたの?」と聞かれた際に自身の意図を答えることができず、最後に大きく評価を落とすことにつながるからです。

 

質問をする=疑問を抱いた 訳ですから、切り貼りの質問はやめましょう。

例え些細な疑問だったとしても、意図があり自身の仮説があるのであれば面接官は真摯に答えてくれます。

 

この2つを意識して逆質問をすれば基本的に問題はないでしょう。

面接官も逆質問の時間は最後の〆程度に捉えているため気負う必要はありません。

 

付け加えるとすれば、企業のIR情報などを基にデータを引用した質問ができればよく勉強しているという印象を与えることができるでしょう。

 

マネジメント層の質問力

最後にマネジメント層の質問力です。

マネジメント層の理想は、いままでの経験を用いて部下が疑問を自己解決できるようにしていくことです。

 

指示を出す際には相手が持ちそうな疑問に対して、先回りをしてヒントや答えを準備しておくこと。

反対に、部下が持ってきた提案やアイデアに対しては、根拠やそこに至るまでの思考プロセスなどを問いかけて問題点が見えるようにしていくこと。

 

これらができれば、各々が裁量を持った組織作りができるようになり、より大きな組織や集団のマネジメントへとかかわることができるようになるでしょう。

最後に

今回は質問力に関して解説しましたが、その重要性はご理解いただけたでしょうか?

質問力の高い人=コミュニケーションコストの低い人 です。

これは話していて心地よい人でもありますから、仕事以外にもプライベートでも役立てることができるでしょう。

今回の記事が皆さんのより良い質問ライフに貢献できれば幸いです。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

よろしければ別の記事もぜひご覧ください。

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