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こんにちは、会計担当の角田です。

先日友人から「投資に興味があるんだけど何から始めればいいの分からない」「投資っていくらかかるの?」ということを聞きました。

なかなか周りに投資に興味を持っている友人が少なかったので少しうれしかったです。

それと同時に同じようなそのような疑問に対して答えていきたいとも思いました。

 

ということで本日は「【初心者向け】投資の始め方」というテーマで紹介します。

結論

まず前提としてここで言う投資とは長期投資のことを指します。

数か月後、1年後に大きな資産を貯めるための方法ではなく、10年、15年、それ以上といった遠い将来の資産を築くための方法です。

また、投資には長短関わらず元本割れのリスクがあります。それらを踏まえて投資は余剰資金で行うのが良いと思います。

決して近い将来に使う予定のあるお金いざというときのお金を投資するというのは行うべきではありません。

 

さて本題の投資の始め方としては以下の流れです。

1.証券口座を開く
同時にNISA口座も開設

2.投資信託の積立開始

3.ひたすら素直に積立

 

流れだけ見ると非常に簡単に見えると思います。

そして実際、とても簡単です。(あまり言うと怪しく聞こえてしまいそうですが)

 

さて冒頭の「何から始めればいいのか」「いくらかかるのか」に対しての答えとしては

「証券口座を開いてNISA口座で投資信託を積立&投資に必要なお金は100円からできるよ」ということを言いたいと思います。

 

以下ではそのように考える理由をお話します。

株式投資の基本

まず株式投資の考え方としては
「安く買って高く売る」
「複数の株式に投資する」
です。

それぞれ説明します。

安く買って高く売る

そもそも株式投資の目的は、お金を貯金として貯めるのと同じで、資産を形成することです。

その中で株式投資は投下したお金(元本)に加えて利益を生み出すことで資産をより早く、より大きくするための手段の1つです。

そしてその利益は「安く買って、高く売る」ことで生み出すことができます。
商品の売買と同じですね。

価格は日々変動するため売買のタイミングが重要になります。
ここでは「投資の始め方」というテーマですので「買い」のタイミングにてついてお話します。

 

結論としては、定額購入による積立がベターだと思います。

積立というのは、毎月、毎週のように定期的に購入するということです。
つまり、価格の高い安いにかかわらず購入します。

そのように聞くと「安く買って高く売る」に従って、安い時は買ってもいいけど、高い時には買いたくないと思われるかもしれません。

 

たしかにそれができればベストなのですが、実際のところ今の価格が高いか安いか、将来上がるのかというのは分からないものです。
一応価格の割安、割高を測る指標はあったり、将来の価格の動きを予想する分析方法などもあったりします。

しかしどれもあまり初心者向けとは言えません。そもそもそれらによる分析が必ずしも当たっているというわけではありません。

 

ですので、仮に価格の安い時=買うべき時であってもその時点では将来の価格が分からず、逆に購入後にさらに下がる可能性も考えてしまい、結果的に買うことができない、ということはよくあることです。
(むしろ何も考えずに購入する行為は投資ではなく、ギャンブル(投機)になってしまいます。)

 

特に投資を初めて行う人は買った価格よりも下がり、元本割れになってしまうことをを考えると購入をためらってしまうこともあるでしょう。

 

そのため、効果的なのが「毎月○円購入する」というような定額積立です。

定額積立のメリットは平均取得価格を適切化することができることです。
高い安いに関係なく様々な価格で一定額を購入することでドルコスト平均法の恩恵によって「安い時に多く購入し、高い時はあまり購入しない」というベストではありませんがベターな投資行動を行うことができます。

このように安い時に多く購入し、高い時はあまり購入しないことにより取得価格を適切化し、安く買うという状況を作り出すことができます。

 

ドルコスト平均法について詳しくはこちらの記事をご覧ください。

 

しかし、ドルコスト平均法による定額積立も万能ではありません。
株価がずっと下がり続けるような企業の株式を定額積立しても、一向に取得価格よりも高い価格で売ることができません。

さらに最悪の場合、倒産や上場廃止ということになればその企業の株式は無価値になってしまいます。
もしこのような企業だけに投資を行っていた場合、資産は増えることはなく最悪の場合ゼロになってしまいます。

 

複数の株式に投資する

そこで株式投資において最悪のケースを回避するために、
より多くの企業の株式を購入する分散投資が必要になります。
分散をすることで仮に1社が経営不振や倒産してしまっても全体の資産のうちの一部にすぎず、大ダメージを避けることができます。

しかし、分散投資として例えば、日経平均に組み込まれている企業について実際に1株ずつ購入しようとすると数十万円必要になります。

これではあまりにも現実的ではありません。

ここでこれら「安く買うための定額積立」「リスク回避のための分散」という2つの原則を満たし、かつ始めやすい投資法が「投資信託の定額積立」です。

なぜ投資信託がいいのか

・分散投資が可能
・少額から定額積立が可能

投資信託とは、様々な株式の詰め合わせ商品です。
例えば100の企業の株式が組み込まれている投資信託を買うと実質100社に投資していることになります。
これにより、仮に100社のうち1社が倒産しても全体に与える影響を小さくすることができ、分散投資の役割を果たします。

さらに投資信託は「毎月(もしくは毎週、毎月)○円購入」という積立設定をすることができ、ドルコスト平均法による定額積立を行うことができます。

また、ほとんどの投資信託は100円から購入可能であり、少額で分散投資とドルコスト平均法による定額積立ができるという点で初めての人にはもちろん、その後の資産形成にも適している投資方法であると言えます。

 

ちなみに投資信託のお仲間にETF(上場投資信託)があります。

それでもやはりETFと投資信託では比較すると投資信託の方が資産形成には適していると思います。

 

こちらもETF1つで分散投資を行うことができ、投資信託に比べて手数料が低い傾向があります。
しかし、最低購入価格に関しては投資信託に比べて高く、購入するETFにもよりますが1万円以上かかるものが多いです。

その結果、積立投資を行っても定額購入ではなく株数定量購入になってしまい、ドルコスト平均法の恩恵を受けることができないことがあります。

例えばアメリカの代表的な株価指数S&P500に連動するETF(ティッカーコード:VOO)の1つの価格は1口約400ドル(2021年9月現在)、日本円だと約4~5万円です。

このETFは1口単位でしか購入できませんので、最低購入価格は4~5万円です。

もし毎月5万円の定額積立をしようとして価格が400ドル(約4万円)の時は購入できる口数は1口、仮に300ドル(約3万円)まで下がった場合でも同じ1口です。こうなってしまうと結局毎月1口ずつしか購入することができません。これでは安い時も高い時も変わらない口数を買っているため、ドルコスト平均法の恩恵である「安い時に多く買い、高い時はあまり買わない」を実践することができなくなっています。

このため積立投資において毎月の投資額が大きくない場合はETFより投資信託が適していると思います。

 

ただし、まとまった資金がある場合ETFの方が優れていることもあると思います。

 

ETFと投資信託についてよければこちらもご覧ください

投資信託について

投資信託(ファンドと呼ぶ)にはアクティブファンドインデックスファンド(パッシブファンドとも言うの2分類があります。

どちらも複数の投資家から集めた資金で運用し、得られた利益を配分するという点では同じですが、運用の仕方が異なります。

 

インデックスファンド(パッシブファンド)市場の平均リターンを得ることを目的として特定の株価指数(例:日経225やS&P500)に連動するように運用します。

アクティブファンドではインデックスファンドを超えることを目的として、運用方針を決めるファンドマネージャーが調査・分析を行って選んだ銘柄で運用します。

 

ではアクティブファンドとインデックスファンドどちらがいいのでしょうか。

→コストとリターンの面からインデックスファンドをおすすめします。

 

コストの面ではアクティブファンド調査・分析などに手間、時間、お金がかかっていますから運用にかかるコストは高く、結果として投資家が負うコストも高くなります。

対してインデックスファンドは株価指数との連動を目指して当該株価指数の構成銘柄に投資しており、銘柄の調査・分析は必要ありません。
そのため低コストで運用することができ、投資家が負うコストは低いです。

 

次にリターンの面についてです。

アクティブファンドは「インデックスファンドを超える」という運用目的からインデックスファンドよりも良いリターンを期待すると思います。
しかし、実際は長期では9割以上、インデックスファンドの方が高いリターンを出すという統計結果があります。

 

これはあくまで統計、確率上の話であり、当然、アクティブファンドの中にはインデックスファンドよりも高いリターンを出すファンドもあります。

しかし、それ以外の多くのアクティブファンドはインデックスファンドよりも高い手数料を払っているにも関わらず、インデックスファンドよりも低いリターンにとどまっています。

 

これらのことから資産形成にはインデックスファンドでの定額積立がベターであると考えます。

 

ここまでが資産形成のための株式投資の基本です。

流れ

改めて、実際に株式投資を行うための流れを説明します。

1.証券口座を開く
同時にNISA口座も開設

2.投資信託の積立開始

3.ひたすら素直に積立

1.証券口座の開設、NISA口座の開設

株式投資を行うためには証券口座を開設しなければなりません。
(銀行口座では取引できません)

証券会社にはネット証券と対面証券がありますが、手数料の安さなどからネット証券をおすすめします。

おすすめの証券口座についてはよければこちらの記事を参考にしてください。

 

また、口座開設手続き中にNISA口座の開設の希望を選ぶことがあると思いますが、
この際にNISA口座も一緒に開設しましょう。

NISA口座内で得られた利益に対して一定期間、税金がかからなくなる制度です。

ただし、NISA口座は複数の証券会社でそれぞれ開設することはできず、1つの証券会社でしか開設できません。

そのため、複数の証券会社で口座開設をする際はどれを主に使うか考えてNISA口座を申込ましょう。

 

NISA口座について詳しくはこちらをご覧ください

 

2.投資信託の積立開始

投資信託はインデックスファンドをおすすめしましたが、一口にインデックスファンドと言っても世界には様々な株価指数があり、それら指数に連動するファンドが数多くあります。
インデックスファンドは連動する指数が同じならどのファンドも同じリターンになるはずです。

ですので同じ指数に連動するファンド同士で比較する際、見るべきポイントはコスト(信託報酬)と純資産額です。

 

コストは購入時の販売手数料保有時の信託報酬売却時の信託財産留保額の3つの費用があります。

そして同じ指数に連動するファンドならなるべくコストが低いファンドを選ぶべきです。

このコストのうち、近年主なネット証券では販売手数料が無料ノーロードファンドが主で、信託財産留保額も0%であるファンドが多いです。

 

そのため、大きな違いになるのが信託報酬ですが、これに関しては一般的に0.5%を超えたら高いといえる水準です。

たかが1%と思っても複利の効果で大きな差になりますので注意してください。

 

コストと同じく見なければならないポイントが純資産額です。

純資産額とはそのファンドに集まって運用されている資金額のことで、これが一定額を下回ると投資信託として機能しなくなってしまい、解散・償還という可能性があるため、純資産額の小さいものは避けるべきです。

 

特につみたてNISAで購入可能なインデックスファンドはこれらのポイントを満たしているものですので、このファンドの中から選ぶのもありです。

 

投資信託の銘柄については具体的なことは専門家ではないので言えませんが、僕が購入しているのはS&P500指数に連動するファンドと、NASDAQ100指数に連動するファンドです。

あくまでも参考までにですので確実にこれらが伸びるというわけではありませんm(__)m

現在の年齢、目標資産額等を考慮して自分のリスクを取れる範囲で株価指数を選択してください。

3.ひたすら素直に積立

積み立てるファンドが決定したら積立設定を行います。

ほとんどのネット証券では定額積立が設定できます。

楽天証券では毎月、SBI証券では毎月、毎週、毎日が設定できます。

これは一度設定すればあとは自動で買付が行われます。

 

また最近はネット証券を中心にクレジットカードによる積立もできるようになってきており、資産形成を行いながらポイントを獲得することができます。

このポイントもばかにできません。SBI証券では0.5%~1.5%楽天証券では1%のポイント還元です。

仮に年間の信託報酬が0.1%のファンドをカードで積み立てると10年分の信託報酬をポイントで賄うことができるので大きいです。コストを下げるのが一番確実な投資方法とも言えますね。

 

SBI証券でのクレカ投信についてはこちらをご覧ください。

 

さいごに

投資は怖い、ハードルが高いと思われている方もいるかもしれませんが、毎月最低100円から行うことができます。

投資は早く始めるほど複利の恩恵を受けることができます。

興味のある方は上記の方法でとりあえず100円から始めてみてやりながら覚えていくというのが良いかもしれませんね!

僕も実際にやりながら勉強していきました。

 

長々とありがとうございました。ぜひ投資の始め方にお困りの方の参考になれば幸いです。

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