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皆さんこんにちは!
マーケティングモンスターでマネジメントを担当している森田(@NM0rita)です。

 

だんだんと夏が落ち着く季節になってきました。

食欲の秋に向けて力を蓄えている今日この頃です。

 

さて、そんな中で今回はビジネススキル入門シリーズ第3回として

「仕事を因数分解する」ことについてお話していこうと思います。

このシリーズについて

こちらの「ビジネススキル入門」シリーズは、新入社員の方や、自身のビジネススキルを高めたい方に向けて基礎となる汎用的なスキルについて解説していくシリーズです。

読む、聞く、話す、書くなどの要素にまたがる内容を解説していきますのでぜひ参考にしていただければと思います。

前回のまとめ

前回は発言の視聴率を高めることについてお話ししました。

発言に対しての周囲の反応が多く、意見が通りやすい人はフルスイングをうまく使い分けていること。

また、単に発言者が好かれているといった定性的なものが原因ではなく、聞き手にとってストレスの少ない話し方ができているからこそ視聴率が高まることを解説しました。

今回は読む、聞く、話す、書くなどのすべてにまたがる基本的なスキルについてお話していきます。

 

因数分解とは

ご存じの方がほとんどでしょうが、因数分解とは

といったように、一見複雑になった式を簡単なブロックに分け、わかりやすく、計算を簡単にすることを指します。

この因数分解をする力はビジネスにおいても大切になってくるのです。
以下で例を交えながら説明していきましょう。

 

因数分解の例

とある場所にカフェを経営している津江さんがいるとしましょう。

このお店の売り上げを分解してみると

 

売上 = 来店数 × 客単価

 

という式で表すことができます。

これはかなり大きな分解の方法で、各項をもう少し考えてみると

 

来店数 = 新規顧客 + リピート顧客
客単価 = 購入点数 × 一点当たり平均単価

といった形で細かく分解していくことができます。

そして因数分解をすることによって、複数のメリットを得ることができるのです。

 

因数分解によるメリット

因数分解によるメリットは大きく分けて以下の3つがあります。

 

ボトルネックの発見ができる
目標を明確にする

 

ボトルネックの発見ができる

まず第一に、ボトルネックの発見ができます。

 

仮に、津江さんが売り上げを向上させるヒントを見つけるために近隣のライバル店に視察に向かったとしましょう。
そこでは様々な新商品が展開されているのを目にします。

 

ここで津江さんが

津江さん
うちも新商品をだしてお客さんにアプローチしよう!!!
と考えて新商品開発に着手してしまうと皆さんはどう思うでしょうか?
少し短絡的ですよね。
ここで因数分解ができれば、どこにボトルネックがあるのかをクリティカルに考えることができます。
ボトルネック= 全体の成果や結果に大きくかかわる問題
実際に新商品がヒットし、ライバル店を追い越す可能性も存在しないわけではありません。
しかし非常に感覚的に判断をしているため根拠がなく、ギャンブルと同じ状況になっています。
ここで先ほどお話ししたお店の売り上げを振り返りましょう。
津江さんが新たな施策を考える際に、各要素を検討することで効果的なものが見えてきます。
売上 =新規顧客 + リピート顧客)× 購入点数 × 一点当たり平均単価
ライバル店はこのような式の中で様々な施策を行っているはずです。
そのため、単に新商品だけが売り上げに効果を上げるものではないはずです。
リピーターが少ないのであればポイントカードや「レシートを持参すると10%オフ」といった施策が有効でしょう。
また、購入点数が伸び悩んでいるのであればレジ前にお菓子やフードを置くことが必要になるでしょう。
因数分解をすることで、観察対象何に手を打つのが最も効果的であるかということがわかるようになるのです。

目標を明確にする

こちらも津江さんのカフェを例にとってお話しします。

売り上げ向上のために因数分解をして、いくつかの施策を実施します。

カフェ経営は続けていくわけですから、その施策が効果を発揮しているかを調べ、続けるのかやめるのかを決定しなければなりません。

 

ここも因数分解ができていれば各施策の効果やコストを簡単に考えることができます。
新規顧客○○%アップ、購入点数○○個増加といった具合です。

 

これができないと、なんとなく売り上げが上がったという結果になります。
これでは何が良くて何が悪かったのかを振り返ることができず、持続的な成長につなげることができません。

高難易度の仕事に取り組みやすくなる

これはビジネスシーンだけでなく、学生の方にもイメージしやすいのではないでしょうか?

私たちは難易度の高い事柄は後回しにして、簡単なことから手を付けてしまいます。
結果的に期限までに何もできていないというような絶望的な状況が発生してしまいます。

会社員の方であれば、難易度の高いタスクを振られることはよくあるかと思いますが、それらに対して

「何からやろうか」「考えるのも億劫」
といった感情を抱くのはそのタスクを一つの大きな仕事として捉えているからでしょう。

 

一見難易度の高いものでも、因数分解ができれば簡単なタスクのブロックに分けることができます。
あとはそれらを一つずつ片づけていくだけです。

 

例えば「課題の抽出」という要素があった場合にはその抽象性を消すために、

「誰の」「何に対する」「どれだけの(量的)」という突っ込みを入れることで具体性を持たせることができます。

課題というあいまいな大きなかたまりを、構成する小さな要素に分けるということです。

 

どうやって訓練するの?

ここまでで仕事を因数分解することの重要さとそのメリットについてお話してきました。

では、その力はどのように養えばいいのでしょうか?

 

私のおススメはとにかく物事を因数分解する経験を積むことです。

特に、『現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート』は私も非常にお世話になりました。

 

フェルミ推定は「日本に猫は何匹いる?」などのすぐには答えの出ない問いに対して、持ち得る情報を掛け合わせてその答えを推定していく思考法です。

日本にいる猫の数であれば

 

日本の世帯数 × 飼育している割合 × 飼育している平均の数

という式で表すことができるでしょう。

 

この本の中にはこのようなテーマとして面白い問題が多数含まれていますので、楽しみながら因数分解をする力を養うことができます。

コンサル業界の入社試験にもフェルミ推定が用いられることからも、因数分解をする力は非常に重要であることがお判りいただけるでしょう。

  

 

さいごに

いかがだったでしょうか?

今回の因数分解をする力は非常に汎用性が高い上に、強力な力を秘めています。
生涯にわたる知的活動の根幹をなすスキルですので、ぜひ今回の記事を参考に取り組んでみてくださいね!

 

最後までご覧いただきありがとうございました。
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