
こんにちは!!阿久津です
ドローンの撮影をしていてその場では良い映像が撮れた!!と思っていても後で編集の時に見返してみたら想像と違った・・・なんてことはありませんか??
そんな方のために今回は撮影の際に意識するポイントや撮影テクニックについてご紹介したいと思います!
では、さっそく行ってみましょう!!
1,ティルトアップショット
ティルトアップショットはまずカメラを一番下に向けておいてドローンが進むと同時にだんだんとカメラを上にあげていき、最後に被写体を映す撮影方法です。
被写体を最初から見せるのではなくだんだんと少しずつ見せることで見ている人の期待を高める演出効果があります。
どんな時に使えるの??
→例えば町並み全体を映すことでこれから流れる映像がどのような場面で行われるのか状況説明をするときに用いられます。ハリウッド映画では、ワンカット目のタイトルショットとして使われることが多いです。
撮影のコツとしてはカメラの動きを急ぎすぎないでゆっくりアップしていくことです。
そうすることで見ている人の心をウキウキさせることができます。
2,バーズアイショット
バーズアイショットは、鳥が高いところから見下ろしているようにカメラを下に向けて撮影するショットです。普段人間の世界では見ることのできない光景を撮影することができるので視聴者の興味を引き付けることができます。
バーズアイショットには2パターンあります。
1つ目は動きのある被写体をドローンが一緒に追いながら撮るものがあります。
もう1つは全く動かない被写体をドローンが上昇・下降しながら撮る方法です。
どちらも普段見ることができない景色で新鮮ですよね!!
3,オービットショット
オービットとは、天体用語で衛星が回る軌道のことでオービットショットとはその名の通り被写体を回りながら撮影する方法です。オービットショットは被写体の人や物が決まっていてそれを様々な角度から見せたいときに使えるショットです。
コツとしてはドローンの向きとは反対にカメラの向きを動かすことです。上の映像でもドローンは右向きに移動し、カメラはだんだん左方向に向けています。そうすることできれいなオービットショットを撮影することができます。
4,リビールショット
リビールショットは撮りたい被写体を障害物で隠しておいてその後ドローンを動かすことでその障害物を取り払って被写体に焦点を当てるショットです。
これもティルトアップショットと同様に映画のオープニングで目的地や対象物を徐々に写しだしするとき等、映像にストーリー性を持たせたいときに用いられる撮影方法です。
この映像は雲で被写体となる太陽を隠している映像になります。
5,ローフライングショット
ローフライングショットは低空飛行で撮影する方法です。
ドローンの特徴として、対象物の近くを通ることができます。そのため、スピード感のあるダイナミックな映像が撮れます。
しかし、慣れていないと撮影はかなり難しいです。対象物との距離感が分からなくなり対象物に激突してしまう恐れがあります。
初心者の方は注意してください!!
しかし、ローフライングショットが決まった時は最高の映像が撮れるのでおすすめです!
6,スライダーショット
スライダーショットは被写体をドローンが横に移動しながら撮っていく撮影です。
これもバーズアイショットと同様に静止している被写体と動いている被写体に使うことができます。
これは、オープニングに使うよりはほかのドローン映像と組み合わせ一連の流れに入れることをお勧めします。
7,クレーンショット
このクレーンショットを私は1番使っています!!
クレーンでカメラを持ち上げて上昇・下降しながら撮るかのような撮影方法です。
コツは、オービットショットと似ていますがドローンが上昇するときにカメラを下げ。ドローンが下降のに合わせてにカメラを上げることです。
特におすすめはドローンを対象物から遠ざけるように後退し上昇させる撮り方です。
そうすることによって、対象を含む全風景を次第に広く捉えることができドローンならではの気持ちの良い映像を撮ることができます。
まとめ
みなさんいかがだったでしょうか!?
以上が映画のようなドローンショットを撮るコツです!!
1番大切なことは被写体を何にするのか決めることです。
そこをはっきりさせてから撮影することで動画の一貫性がでてきますよ!
ただむやみに撮影するのはもったいないです。撮影の際は自分が作りたいものをよく考えてから挑みましょうね!
では、みなさんの満足できる撮影を期待してます!!